甲州種の濃縮した果汁を使用し、より凝縮感ある甲州ワイン造りで成功を収めるワイナリー。勝沼の風土を感じることのできる魅力的な逸品。飄々とした雰囲気のなかにも情熱をみなぎらせる有賀社長の人柄に引き寄せられる人も多い。
720ml 1,500円
<『甲州ヴィンテージ』=左><説得力あるお話っぷりが魅力の有賀社長=中央> <勝沼醸造は美しい蔵のあるワイナリー=右> |
勝沼甲州樽醗酵 |
厳選甲州を、樽醗酵させたワイン。バニラのように甘い香り、後味に残る香ばしい風味が特徴。熟成とともにまろやかさや滋味が出てくるので、2、3年後に飲むのもおすすめ。補酸補糖を一切していない自然の味わい。
720ml 3,000円
甲州ヌーボードライ |
●山梨 勝沼 勝沼醸造 “甲州ヌーボー ドライ 2003”
天候に恵まれなかった今年の日本。
こんな年は「造り手の差が大きい」のだ。そう、技術と心意気のある造り手のものは、おのずといい内容のものになる。
厳選した甲州のみで造られた今年の新酒=ヌーボーをお試しあれ。
辛口=ドライは、焼き魚や焼き鳥、人気の豚肉料理などにもぴったりくるはず。
ちなみに甘口や赤もある。
720ml 1,500円
<甲州種>
甲州種お勧めボトルたち |
日本で唯一のワイン用品種「甲州」は1200年の歴史を持っており、その軽やかな果実味、なめらかさ、後味の「苦味」が特徴。この心地いい「苦味」があることによって、飲み飽きせず、食事との相性も良くなるのだ。
我々日本で働くソムリエ(=ワイン関係者)ならば、もっともっと甲州について知らなければならないし、もっと応援しなければならないぶどうなのだと実感。
ちなみに、10月12日TBS『東京ウォーキングマップ』にて、ワタクシ友田が勝沼をお散歩し、中央葡萄酒を訪問する様子が放映されました。放映後の記事ですみません。
(番組非公認(?)ホームページはこちら)
もうひとつおすすめしたいのは、静岡は伊豆産の甲州ワインだ。
中伊豆シュール・リー(辛口) |
●静岡 中伊豆ワイナリー シャトーT.S
“中伊豆 甲州シュール・リー 2002”
中伊豆にあるワイナリーで造られた甲州種のワイン。
初の国産ワインコンクール「ジャパン・ワイン・コンペティション」にて銀賞を獲得した。味わいは、グレープフルーツや白桃のような果実の風味と、後味に残る苦味が骨格となり、飲み応えのあるしっかりとしたタイプに仕上がっている。
実に風格のある味わいには感動。
750ml 1,500円
タケダワイナリー収穫祭にておすすめ「棚倉田舎ハム」の 『奥久慈しゃもスモークささみ』(0247-33-3193) |
でも、まじで、いいものを掲載しました。早い者勝ちだよ。
勝沼に行かれる方は、葡萄工房ワイングラス館もおすすめです。
■お問い合わせ先 有限会社 タケダワイナリー 山形県上山市四ツ谷2丁目6-1 電話:023-672-0040 fax:023-673-5175 中央葡萄酒株式会社 山梨県東山梨郡勝沼町等々力173 電話:0120-36-1230 fax:0553-44-0924 勝沼醸造株式会社 山梨県東山梨郡勝沼町下岩崎371 電話:0553-44-0069 fax:0553-44-0172 中伊豆ワイナリー シャトーT.S 静岡県田方郡中伊豆町下白岩1433-27 電話:0558-83-5111 fax 0558-83-5112 |
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