日本酒/酒造、酒蔵訪問

青森アワビと弘前『豊盃』片手に裸族になる! 青森うまい酒、うまいもん探訪(3ページ目)

行ってきました青森へ。dancyu日本酒特集でも人気抜群だった、弘前は三浦酒造の『豊盃』を訪ね、八甲田山酸ヶ湯温泉でとれとれの魚介を頬張り、裸族になったよ。青森の旅の裏ワザお届します。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

■青森駅前の新鮮市場にテンション上がる!■

        新鮮市場

さあさあ、翌日は青森市内に移動し昼食を新鮮市場で!
世の中でナマ物が一番好きな私であるから、テンション上がらないわけにはいかない。偶然行われていた「弘前よさこいソーラン」(どこでもやってる)を尻目に一路青森市へ。
JR青森駅前にどどーんとそびえる「アウガ」の地下が市場になっているのだ。まずは腹ごしらえで、市場内にある寿司処「鮪屋」へ。なんとカウンタ-で威勢よく握るのは白人さん。隣りのおっさんが「アー、ユ、ユー、スピ、スピーク、イングリッシュ?」と聞くと「あ、日本語だけですよ、へい、らっしゃ~い!」とすらすら答えてるのがおかしかった。

 鮪屋の握りと三色丼          ニホンゴ、ペラペ~ラの白人さんが握る

ランチ一人前の握りが800円。上2,000円、特上2,500円。三色丼(イクラ、ウニ、鮭)が900円(ちょっと物足りない量)。トロサーモンのほぐしみとイクラの親子丼900円。ウニ丼2,500円。イクラ丼1950円。お酒は「豊盃絞りたて」700円。「じょっぱり生」300mlが500円。「霊峰大吟醸」900円。こりゃ、おもわず昼から一杯やっちまった。

■青森ツアーの裏ワザとは?■
さてこの辺で青森ツアーの裏ワザを紹介しよう。
この後向かうのが、八甲田山の酸ヶ湯温泉。超酸性湯で湯治場としても知られる温泉だ。あらゆる疾病を治すのはもちろん、お肌つるつるの美人の湯でもある。ここのいいところは、湯治場なので自炊できるところ。鍋釜食器は貸してくれる。
で、おすすめなのは、出発前にこの青森市内の新鮮市場でとれとれ魚介や野菜、さらにお酒もしこたま買い込んで、温泉の部屋で自炊すること。
大きな声ではいえないけれど、旅館の料理って、食べたくないものまで出てくるでしょ。ベチョッとした天ぷらとかさ。これなら食べたいものをたっぷりと楽しめるってすんぽうなのだよ。

ラブラブあわび~。3個で2,000円     殻つきほたてもこの値段~。


    ホヤの前でビックリ顔!
この日のメニューは、私が世界一好きなアワビ(3つ)と、つぶ貝、ヤリイカ(小ぶり20杯くらい)、大間の鮪(一番いい鮪がとれるところ。もちろん通は赤身だあ)、殻つきビッグな帆立貝(15個!)のお刺身。
さらに鍋用に白身とお野菜。つやつやのトマトやサクサクのネギも魅力的。鍋のあとは雑炊で決まり。朝ご飯用の山盛り明太子も忘れてはいけない。

『豊盃 絞りたて』も買ってしめて4人で1万円だああああ。生もの好きにはたまらんだろ~。魚はお店の人がやってくれるから安心。この作戦絶対おすすめ


   青森ブルーワリーにて、グビッの図

このあと、レンタカーを借りて、市内から八甲田山へ。おっと、忘れてはいけない。青森市内にある地ビール工場「青森ブルーワリー」ものぞいていこう。工場というより普通のビヤレストラン。中に入ると小さな醸造機が並んでいて。あ、ここで造っているんだなということがわかる。
おすすめはアップルビアー。シードルのような風味で爽やか。

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