5月1日オープンのエンターテイメント型融合商業施設の『ラクーア』は、アトラクションやショップ&レストランの他、地下1700メートルから沸き出る天然温泉や各種サウナが楽しめる『スパ・ラクーア』がなんといっても話題です。
今回このスパに、なんと昼ごはんから夜の宴会まで8時間も滞在してしまった私と友人が、これから行ってみようという皆様のために、8時間分の楽しみ方と裏ワザ、さらには注意点などをたっぷりリポートいたします。
■■はじめに交通から■■
待ち合わせは絶叫マシーンの前で |
お友達との待ち合わせは、2階のラクーア総合案内所前付近がおすすめ。ジェットコースター『ドルフィン』の迫力ある走りと絶叫を見物できて飽きません。
スパへの入り口は案内所横のエレベーターから6階へ上がります。間違っても案内所で行き方やスパについての質問をしてはいけません。中にいる女の子達は同じ質問で疲れているのか、もともとやる気がないのか、不親切で無表情な返答しかかえってきませんから気分が悪くなるだけです。
と、ここは比較的親切な対応で安心しますが、靴箱の鍵は預かってくれません。なくしたら3,000円の罰金なので、ちょっとドキドキしますし、実際、私は帰り際にロッカーにこの鍵を忘れてかなり焦りました。預かってくれればいいのにねえ。ちなみに館内ウェアをなくしたら5,000円、タオル2,000円、リストバンドにいたっては10,000円の罰金です。癒されに行ったのに、ちょっと緊張感を持たないといけないこのシステムが、ここは東京のまんまん中ということを思い出させてくれます。
さて、ロッカールーム内のリネンカウンターで、館内ウェアとリネン入りのバッグを受け取ります。アルバイトのような女の子達が対応してくれますが、まだ慣れていないのか、フロントでは並んでいないのに、ここでは意外な列ができていてちょっと驚かされます。ま、でもみんな笑顔で親切です。
ウェアは2種類(ヒーリングバーデ用にさらに1種類)ありどちらもシンプルでシック。あのよくあるハワイアン風のムームーではないので、妙な気恥ずかしさはありません。ただ慣れてくると地味な色と大勢が同じ服のせいで、どこかの国の囚人みたいにも見えてきてちょっと笑っちゃいます。
メイクお試しコーナー |
■■まずは何よりマッサージ予約■■
さて、リストバンドをあてるだけで開け閉めできる便利なロッカーを開けて、早速着替えます。でも、ここで慌ててお風呂に突入してはいけません。何しろ、楽しむところがたくさんあるのですから、どこから行くべきなのか、もっとも無駄がないのはどこから攻めるといいのか、などなど最良のコースを考えなければいけません。
私たちの実体験でおすすめしたいのは、なによりもまず5階のリラクゼーションゾーンでマッサージの予約を入れることです。混んでいて取れなかったり、せっかく温まったのに待っているうちに体が冷えてマッサージ効果ゼロでは悲しいですから。
マッサージは『ボディケア ギュゼル オダ』、『フットケア ラスカヴィ』などエステティック風のもののほか、『台湾式リフレクソロジー&エステサロン 烏来(ウーライ)』があり、我々はこの台湾式で【全身60分+足30分】9,500円の『自分にご褒美ミックスコース』を予約。足だけ30分3,500円や全身60分6,500円、フェイシャルエステ60分6,500円などたくさんのコースがありますが、たまには自分にご褒美もいいじゃないかと思い切ってミックスコースを選択。
もちろん予約時間は入館時間の2時間あとくらいがおすすめです。お風呂もサウナも『ヒーリングバーデ』もあるし、ゆっくり暖まってからマッサージしたいですからね。時間がないときでも1時間はあとにするべき。というよりはっきりいえば時間のないときには来ないほうがいいとさえ言えます。せっかくの機会ですからそのぐらい余裕を持って挑みたいもの。ちなみに午後2時に入館した私たちは5時に予約を入れました。それでもちょっと遅れて館内呼び出しをくらってしまったほどです。