フランダースの犬の舞台、アントワープへ
活気ある臨海都市アントワープ©Toerisme Antwerpen
夏は水辺が気持ちいい©Toerisme Antwerpen
特に16世紀前半は経済的にも文化的にも世界が羨む繁栄を享受。現在もフランダースを代表する都市としてベルギー経済をリードし続けています。
アントワープの魅力
童話『フランダースの犬』の少年ネロと愛犬パトラッシュも仰いだ優美な聖母大聖堂をはじめ、町中は歴史を刻む建造物が顔をのぞかせます。旧市街の約2割は歩行者天国。重要スポットがほどよく中心地に密集しているため、徒歩だけで効率的な観光ができます。私が噂のルーベンス
町の魅力を味わい尽くすには最低2日の滞在期間をとりたいものですが、見たいところを絞りこんだ半日観光でも充実な時間を約束します。
アントワープの気候、言語
年間を通し東京よりも涼しめで、小雨が多く天気が変わりやすいのが特徴。「青空に雨がパラリ」ということもしばしば。基本的にブリュッセルと気候はあまり変わりませんが、港や川沿いを歩く時は冷たい風にご用心下さい。公用語はオランダ語ですが、他のフランダース地域と同様に英語が得意な人が目立ちます。フランス語を使える人にもよく出会います。
日本からアントワープまでのアクセス
中央駅は高速特急の発着駅©Toerisme Antwerpen
ヨーロッパの主要都市からはタリスなど高速特急が乗り入れており、パリとアムステルダムからはそれぞれ約2時間の近さ。空港が中心部から7キロ離れた郊外にありますが日本からの直行便はありません。