変化球が生み出す贅沢な味わい
・お造り
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鯛の中から雲丹が顔をのぞかせます。 |
しかも、このお造りは「醤油」ではなく、梅風味の「煎り酒」でいただくのですが、その「こだわり」っぷりが、嬉しいですね。西川料理長の「旨いモノをたべさせてやろう!」という強い気概が、料理全般はもちろんのこと、「お造り」一つをとっても存分に感じられるのです。まさに「料理は人」であることを改めて実感できる逸品でした。
・「太刀魚」と「のれそれ」のポン酢仕立て
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半生加減が絶妙な一品。 |
また、「のれそれ(穴子の稚魚)」も大ぶりで、初春を感じさせる演出。まろやかなポン酢が利いていて、これまた酒を誘う味わいとなっています。
・「河豚の白子」と「甘鯛」の蕪蒸し
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河豚の白子が入った「蕪蒸し」。 |
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