今、話題の中華料理店
手書きのメニュー表。メニューを見てまず驚くのは、その安さ! |
シェフは吉祥寺の「竹爐山房」や台湾などで修行されてきた方で、現在35歳。今や予約の取れない店として関西中華の雄とさえ言える存在なのです。
この価格で、この旨さ!
「イタヤ貝のグリーンソースがけ」。山椒が効いていて、とてもスパイシー。こういうソースが貝に合うというのは、意外でした。貝そのものもジューシーで旨い。 |
他にも特筆したいのは、酒の値付けが、とにかくリーズナブルという点。甕出し紹興加飯酒(8年物)のデキャンタですら1,500円ですからね、もう飲み放題状態でガブ飲みです。
店内には、中国の古書「菜根譚」の「花は半開を看(み)、酒は微酔に飲む」(花は五分咲きを、酒はほろ酔いに飲むのが趣がある)という書が額装にかかげられていますが、これだけ旨くて安い料理と酒があると、書にあるような「ほろ酔い」では我慢しきれません。
鶏ミンチ・空心菜・青唐辛子の酸・甘・辛い汁ソバ。メニューにも書いてある通り、酸味と甘さ、それに青唐辛子のピリ辛が舌の上でダンスする逸品。 |
ちなみに、この日は二人で訪問して、あらかた食べ尽くして、飲んだにも関わらず、なんと二人で一万円以下という総額の安さ! 本当にちょっと申し訳ない気持ちになるぐらいに、コストパフォーマンス高過ぎです!
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