セクシュアルマイノリティ・同性愛/映画・ブックレビュー

ゲイもノンケも愛せるスゴ本『じりラブ』(3ページ目)

前職の歌川さんがコミック本を出しました! 笑って読めるのはもちろん、ツレちゃんとのほのぼのした日常にほっこりしたり、泣けたり、心の栄養にもなるような一冊。歌川さんの驚異的なパワーがみなぎるスゴ本です。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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第10回 寒い夜だから…


気づけばはや3月。こないだ年越ししたばっかりだと思ってたのに…最近時間の経つのが早すぎじゃないですか?(きっと年のせい)
あったかくなったと思うとまた寒さが逆戻り、というこの季節。なんだかんだ言って、まだまだ夜は冷えますよね。(僕の田舎では「しばれる」と言います。体がしばられるようだ、というのが語源みたい…ちょっとセクスィー?)

僕は北国、ダンナも雪が降る地方の出身で、二人とも寒さには慣れているはず…なのにも関わらず、とんでもない冷え性で寒い所が大の苦手ときています。(お正月は絶対実家に帰らない系)
いきおい、冬の時期は冷たい布団にこごえるのがいやで、寝る前にちょっとした抵抗を試みることになります。

以前はダンナが布団乾燥機というありがたい武器を所有していたのですが、いつの間にか壊れて使い物にならなくなり、粗大ごみと化しました。
また、スーパーで「ゆたぽん」というレンジでチンする湯たんぽみたいな生ぬるいキャラクター商品を購入してみたこともあったのですが、その顔が気に入らず、ダンナが廃棄処分にしました(初めは王子様だったけど、今は王様)

というわけで、寝る前の儀式はこうです。まず寝室のエアコンのスイッチを入れ、早く起動するよう念じながら、シーツのよれよれや掛け布団の位置を直します(気分はラブホテルの掃除のおばちゃん)。キレイにベッドメイキングができたら、掛け布団を半分はいで、中にあたたかい空気が入り込むようにします。

その間に歯を磨いたりトイレで用を足したりして、5分くらい。布団に入ると、いかんせん足下はぜんぜん冷たいまま。なので、中で「寒いね~」「こんなに手が冷たいよ」などと言いながら手や足をさすったり…(以下自粛。ていうかなんだか介護っぽいですね)

夏の寝苦しい夜はおたがい「暑苦しい~」とひそかに思いながら寝てますが(ゲンキンね)、冬の夜は「いっしょに寝る人がいるっていいなあ、幸せだなあ」とありがたみをかみしめます。たぶん「ぬくもり」は同居生活の醍醐味。ケンカしようが何しようが、いっしょに寝ているうちは大丈夫な気がします。(日本の四季ばんざい)
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