連載1「出会いはゲストハウス、始まりは靴箱から」
連載2「遠距離恋愛までのカウントダウン」
をお読みください。
8000キロの彼方へ
夏休みも終わり、ついに遠距離恋愛に突入してしまったミキさんとレオさん。
この遠距離恋愛期間は、なんと5年間も続いたのだそうです!
サンタクロース、ムーミン、サウナ等で有名なフィンランド。日本からの距離は約8,000キロ |
長いですよねえ~。普通の恋愛だって、5年続いたら長いほうです。
お2人は遠距離恋愛のうえに、日本とフィンランドに離れ離れ。遠いなんてもんじゃあ、ありません。距離にして約8,000km弱、飛行時間は約10時間。週末に会いに行く……なんて、とても無理。
いったいどのようにして、いい関係を保ち続けていたのでしょうか?
そして、遠距離恋愛成功の秘訣とは……?
フィンランドと日本を行き来する日々へ
「ほとんど遠距離のつき合いだったので、1年に会えて2回か3回だったんですよ」とおっしゃるミキさん。
具体的にはどのように会っていたのですか?
「彼は、大学の夏休みを利用して、日本に1カ月間滞在するのがほとんどでした。滞在先は、私がまだその時も住んでいた埼玉のゲストハウスです。来日する前はワクワクして楽しいけど、彼の帰国が近づくにつれ、だんだん気持ちがブルーになっていくんですよね~」
ああ、分かります、その感じ。遠距離恋愛でいちばんつらい時ですよね。
「それは私がフィンランドを訪れた時も同じで、帰りの空港ではいつも泣いてばかりいました」
そんなミキさんを見て、彼は何か言ってくれましたか?
「いつも彼は『愛している。またすぐ会えるし、毎日メールするよ』と言ってくれました」
心強い言葉ですよね~。本当に毎日メールを送ってくれたのですか?
彼は毎日メールしてくれたのでしょうか? 結果は次ページへ →