2014年に日本を訪れた外国人旅行者は1300万人を突破し、過去最高の数字となりました。2015年の春節(旧正月)にはアジアからの観光客が大幅に増加。ショッピングやグルメなど、日本の滞在を存分に楽しんでいってもらえたようです。

観光のベストシーズンを迎えるこれから、外国人パートナーのご家族やお友達が日本に来る機会が増えると思います。そんな時、日本のどこを案内したら喜ばれるのでしょうか? 定番の浅草や清水寺だけでいいかしらと悩んでいる方もいるのでは? また、ご家族が2度目・3度目の来日となると、以前と違うところにも連れていってあげたいですよね。

そこで、英語で日本を世界に紹介する観光ポータルサイト「japan-guide.com」を運営する夫のステファン・シャウエッカーに、外国人を案内すると喜ばれる観光スポットを聞いてみました。(記事中の全写真提供:japan-guide.com)


第1位 姫路城(兵庫県)

姫路城

天守閣の修復工事が終わり、さらに美しく甦った姫路城


日本のお城に興味をもっている外国の人は多いです。日本建築ならではの天守閣の美しさは誰もが感じているようで、滞在中に1度はどこかのお城に行ってみたいと思っている人は少なくありません。

1カ所だけ案内するなら、ぜひ姫路城へ。立派な天守閣をもつ大きくて美しいお城で、現在の大きさになったのは江戸時代初期ですが、たいへん保存状態がよく、守備のための迷路のような造りや様々な仕掛けも昔のままに体験できます。

ここでお城に関するウンチクを……。
お城は日本各地に残されていますが、江戸時代以前に建てられた実際の天守閣が残っているのは「現存十二天守」といって、わずか12城だけです(あとは復元天守や復興天守など)。姫路城もこの中に含まれています。
さらに、その12城のうち国宝に指定されている天守は4城のみ。姫路城はこの4城の1つです。
そして、ご存知のように、日本で最初に登録された世界文化遺産の1つです。

姫路城は2009年から大天守保存修理が始まり、長い間、天守閣は「素屋根」という工事用の覆いにすっぽりと覆われていました。
それがついに全修理を終え、2015年3月27日にグランドオープン! 大天守の内部も見学できます。しばらくは入城制限が行なわれますが(詳しくは下のページへ)、GW後は混雑も緩和されそうです。
「姫路城グランドオープンについて」

素屋根は既に撤去されているので、天守閣の美しい姿はもう見ることができます。また、天守の中に入れなくても、西の丸や二の丸などは見学できます。


第2位 伏見稲荷大社(京都府)

伏見稲荷大社

赤い鳥居のトンネルには誰もが驚く、伏見稲荷大社


外国人観光客に大人気の伏見稲荷大社。あの千本鳥居は圧巻です。京都に行く外国人は多いので、滞在中にぜひ訪れてほしい場所です。

最初の大鳥居をくぐり本殿にお参りしてから奥へ行くと、千本鳥居が見えてきます。入口は二股に分かれていますが、先でつながっていますので、どちらに行っても大丈夫。隙間なくびっしり並んだ鳥居の下は、まるで赤いトンネルのよう。日本人でもびっくりする光景です。

千本鳥居を抜けても、参道はまだまだ続きます。背後にある稲荷山全体が神域なので、山の上まで鳥居や小さいお社が点在しているのです。一周すると約2時間かかりますが、短時間でまわれるルートもありますし、途中には京都市街を見渡せる展望所や休憩できるお茶屋さんもありますので、ご自分のペースでウォーキングが楽しめます。

千本鳥居の印象的な景観、スピリチュアルな雰囲気、稲荷山の自然の中を歩く参拝ルートなど、案内した外国の方に絶対満足していただける場所です。


>> 3位と4位は地方へ。世界遺産と大自然です。