パートナーへの感謝、思いやりが上位に
●2位 相手への感謝の気持ちを忘れない
2位は「相手への感謝の気持ちを忘れない」。これも夫婦の基本ですね。
分かってはいるのですが、長く一緒に暮らしていると、相手に何かしてもらうことが、だんだん当たり前化してきてしまうことって、ありますよね。
でも、そこで原点に立ち戻って、感謝の気持ちを新たにする……。その行為を忘れないことが大事なのでしょう。
“国際結婚ならでは”の事例なら、母国を離れて自分の国に住んでくれているパートナーに感謝、自分の言語を一生懸命勉強していることへの感謝、慣れない環境に住む自分をサポートしてくれることへの感謝、などなど。
夫婦としては、家事や育児をよく手伝ってくれることへの感謝、美味しい食事をつくってくれることへの感謝、家族のために一生懸命働いていることへの感謝、などですよね。
そして、感謝の気持ちを感じたら、すぐにそれを言葉にして、照れずに「ありがとう!」を言いましょう。
→・言葉にして伝えたい。今年もアナタに「ありがとう!」
●3位 相手を尊重する・思いやる
「相手を尊重する・思いやる」が3位に入りました。
私も多くの国際結婚カップルを見てきて、この項目の大切さが身にしみて分かります。
国際結婚の場合、この「相手」には、パートナー本人だけでなく、その国や文化なども含まれてきます。夫婦どちらの国に住んでいようが、お互い相手の国や文化を尊重しないカップルは、まずうまくいきません。どちらか1人が思っていてもダメ。そういった背景をすべて含めてのパートナーという人間像なのですから。
「相手を思いやる」も、文化が違うからこそ、いっそう必要なこと。パートナーの立場や感情など、いちばん近くにいるあなたが、いつも思いやってあげていることは、本当に大切です。パートナーにとっては、何よりの励みとなりますしね。
●4位 スキンシップ・性生活を大事にする
若い頃は「年をとっても一緒に手をつないで歩ける夫婦になりた~い♪」とか言ってたのに、その年代になる前にもうスキンシップがなくなっているカップルのなんと多いことでしょう。
やはりスキンシップや夫婦だけの時間、大事なんですよね。
お互いのぬくもりや鼓動をじかに感じると、言いようのない安らぎを得られるもの。これぞ夫婦の真髄かも? 温かさを感じると、相手への優しさも取り戻せるのではないでしょうか。
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