国際結婚/国際結婚アーカイブ

現代アート好き外国人にお薦めの里山芸術祭(2ページ目)

この夏、新潟県で「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」というイベントが行われています。里山とアートが調和した作品の数々は、現代アートが好きな外国の方々に喜ばれそうな気がするのですが……

執筆者:シャウウェッカー 光代

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アートトリエンナーレの中心、十日町エリア


■越後妻有交流館キナーレ
十日町エリア 作品No.59 原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
■『ボトルの中のメッセージ』
十日町エリア 作品No.65 ジョアナ・ヴァスコンセロス
妻有地域の芸術祭会場は、市町村ごとに6つのエリアに分けられています。 その中心となるのが十日町市。ここには、多目的ホールや地域の特産物ショップ、「きもの歴史館」などの施設を含む越後妻有交流館キナーレがあります。 建物中央の池では、数千本の酒瓶を使った作品『ボトルの中のメッセージ』が見られます。酒瓶でかたどっているのはロウソク立てで、家族の団欒のイメージだそう。 ■『妻有の家』 十日町エリア 作品No.82 レアンドロ・エルリッヒ 遠くから見ると普通の民家。でも近くに行って見ると、建っているのは「家」ではなく「鏡」! 「家」は地上に作られた平面的なものなのです。 特に芸術的・歴史的価値があるわけでもない、ごくごくフツーの家であるところが、外国人アーティストならではの視点。 楽しいトリック写真が撮れそう♪

まるでファンタジーの世界!

■『こころの花---あの頃へ』 十日町エリア 作品No.58 菊池歩 駐車場から細い道を上って少し山の中に入ったところに、突然現れるファンタジーの世界。昼間でも薄暗い木立の中に、ラベンダー色のビーズのお花畑が広がります。自然と造形の不思議な調和……。映画『オズの魔法使い』を思い出してしまいました。ドロシーたちが歩いたのも、こんな道だったような……。 私のお気に入りの作品の1つです。 ビーズのお花は約2万本。地元の方たちが協力して作ってくれたそうです。男性のほうが意外に上手だったとか……!? → 同じく多くの作品を有する松代エリアは、次ページへ


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