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現代アート好き外国人にお薦めの里山芸術祭(6ページ目)

この夏、新潟県で「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」というイベントが行われています。里山とアートが調和した作品の数々は、現代アートが好きな外国の方々に喜ばれそうな気がするのですが……

執筆者:シャウウェッカー 光代

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鑑賞にはパスポートが便利


2~5ページで紹介した作品は、全体のほんの一部。まだまだ多くの作品がありますので、効率のいい鑑賞方法を考えましょう。

作品の個別鑑賞料金は300~500円ですが、いくつか見てまわりたいなら「パスポート」を買ってしまうのが便利。一般3500円(前売り3000円)、高校・大学・65歳以上2500円(前売り2000円)、小・中学生800円(前売り500円)です。

移動手段を考えよう


なんせエリアが広いので、移動手段が問題。一見不便なようですが、「越後妻有アートトリエンナーレ」総合ディレクターの北川フラム氏によれば、移動にかかる時間や途中の景色も里山の魅力の一部なので、それも楽しんでいただきたいとのこと。
確かにそうでした。私たちは車で移動していましたが、作品を探しながら見た周囲の風景も、すごく印象に残っています。

交通手段には、次のような方法があります。

・ガイド付き観光バスを利用する
1日で主要作品を回る“定期観光型”の「ダイジェスト・ツアー」(予約は必要ない)と、地域別に4つのコースが設けられている“事前予約型”の「北回り・南回りツアー」があります。いずれもガイド付きで、作品の解説を聞くことができます。
残念なことに、現在、ガイドは日本語だけですが、時間と交通手段がない人が効率よく回るには、これがいちばんおすすめです。

・シャトルバスを利用する
自分の足で自由に鑑賞したい人は、シャトルバスを利用しましょう。便利な1日乗車券もあります。

・タクシーによる周遊コースを利用する
人数によってはタクシーがお得。各エリアで幾つかのコースがあるので、見たい作品で選ぶことができます。

・レンタカーを借りる
オフィシャルのガイドマップを入手しておけば、レンタカーを借りて自分たちで見て回ることも可能です。

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夏休みで日本を訪れている外国人のご家族やお友達のなかに、こうした現代アートが好きな方がいたら、ぜひ紹介してあげてください。
なお、作品の一部は「越後妻有アートトリエンナーレ2006」の開催期間が過ぎても鑑賞することができます。詳しくは下記にお問い合わせください。

■「越後妻有アートトリエンナーレ」についてのお問い合わせ

大地の芸術祭実行委員会事務局

〒948-0036 新潟県十日町市北新田1-10
   TEL:025-757-2637

オフィシャルサイト:
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」


【関連リンク】
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