ウエディングドレス/ウエディングドレスの選び方

正統派チャペルで3倍輝くドレスの選び方(3ページ目)

誰しも憧れる正統派チャペルでの挙式。数ある挙式スタイルの中でも、花嫁の主役度は抜群! そんな荘厳なチャペルに負けない、気品溢れる花嫁を目指してドレスを選びましょう。

小野 美保子

執筆者:小野 美保子

結婚ガイド

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コーディネートのキーワードはトラッドスタイル

コーディネートはトラッドテイストにまとめましょう。やはりベールはロングを合わせたいですよね。ロングベールにも様々な種類がありますが、正統派チャペルで使用したいベールは、その名も「チャペル」という床につく程度の長さのものです。トレーンを引いたドレスであれば、トレーンよりも50cmぐらい長いものがバランスよく美しいでしょう。

ドレスのスリーブラインによって違いますが、グローブはロングやミドルなど、長さのあるものがオススメです。肘よりも上、ちょうど二の腕あたりまでくるグローブをロンググローブ、「オペラ」と呼びます。肘ぐらいの長さのグローブはミドルと位置づけ、「エルボー」といいます。ノースリーブタイプのドレスでも肌の露出を減らすために、グローブはある程度の長さのタイプを合わせる方が良いでしょう。例えばビスチェなどのどちらかというとカジュアルなデザインも、長いグローブで手っ取り早く「エレガント花嫁」なイメージを演出することができます!

アクセサリーで品格をプラスする

ティアラ
まとめたヘアスタイルにティアラはいつの時代でもプリンセス・スタイルです
ここまでイメージを固めてくると、ヘッドドレスはやはりクラウンやティアラをチョイスします。特にティアラは30代のオトナ花嫁でも抵抗無くつけられるデザインも増え、選択の幅が広がっています。元々はクラウンが正礼装でティアラは準礼装と、1つ格が下がるアクセサリーでした。しかし日本の皇室やヨーロッパのロイヤルファミリーのウェディングで用いられるため、現在ではクラウンと同格として扱われています。ティアラの高貴なイメージで、正統派チャペルに似合う花嫁にぐっと近づけます。

胸元もネックレスもパールを合わせたいところです。もちろんドレスのデザインにもよりますが、エレガントなイメージを追及するのであれば、わかり易いのはパールでしょう。ネックラインとパールの長さのバランスを注意しながらセレクトします。

誰でも1度は憧れる正統派チャペルでの挙式。大切なゲストに見守られながら結婚の宣言をする姿は、法的な力がないとしても静粛な気持ちになれます。普段は明るく元気な花嫁が、いつもと違いエレガントなスタイルで粛々と登場すれば、より厳かで神聖な挙式になるでしょう。そんな花嫁を見て花婿はもちろん、ゲストの身も引き締まります。

数ある挙式スタイルの中でも、花嫁の主役度は抜群の正統派チャペル式で、オンナ力を発揮しないわけにはいきません。荘厳なチャペルに負けない、気品溢れる「エレガント花嫁」で主役を楽しんでくださいね。


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