暮らしの歳時記/冬の行事・楽しみ方(12~2月)

大人のバレンタインにぴったり!チョコレートのカクテルの作り方

チョコレートのカクテルで、大人のバレンタインを。子どもが寝静まったあと、ふたりだけのバレンタインを楽しみましょう。リビングをBarに変身させるテクニック、手軽に作れるチョコレートのカクテル(チョコレートマティーニ、ホワイトチョコレートマティーニ、ブッラクチョコミルク)の作り方を紹介します。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

バレンタインデーは、リビングをBarに

チョコで告白した頃のドキドキ感はなくなってきたけれど、バレンタインを暮らしのエッセンスにするのは素敵です。チョコをもらって当然……なんて顔をしている夫に、今年は意外なプレゼントをしてみてはいかがでしょう。
 
手軽にできるチョコレートカクテルで、23時から始まる大人のバレンタイン

手軽にできるチョコレートカクテルで、23時から始まる大人のバレンタイン

子どもが寝静まったあとに、リビングをバレンタイン仕様のBarにしてしまうのです。準備さえしておけば10分でできますし、予想外の展開に夫もびっくり。チュコレート・マティーニ片手に、甘いひとときを過ごしましょう。
 

リビングをバレンタイン仕様のBarにする方法

おやすみ前にやっとひと息つける時間ですから、最小限の労力で最大限の効果を発揮させるのが賢いやり方。今宵の仕掛けに必要なのは、チョコレートリキュールとキャンドル。手間のかかる料理も飾りつけもいりません。
今宵、セッティングに時間をかけるのはナンセンス。事前に材料を揃え、頭の中でシュミレーションし、素早くしつらえましょう。オードブルはマリネのように作りおきできるものや、手早く準備できるものでOK。…夫が入浴中にセッティング♪

今宵、セッティングに時間をかけるのはナンセンス。事前に材料を揃え、頭の中でシュミレーションし、素早くしつらえましょう。オードブルはマリネのように作りおきできるものや、手早く準備できるものでOK。夫が入浴中にセッティング♪


それでは、その仕掛けをご紹介します……

【チョコレート・マティーニ】
なんともかっこいいカクテルですが、このレシピが実に簡単なのです。ブレンドするお酒を変えれば違う味になりますし、材料調達も楽なのです。
チョコレート・マティーニの作り方 
ホワイトチョコレート・マティーニの作り方

【ブラックチョコ・ミルク】
チョコレートリキュールを牛乳で割れば、マティーニよりも飲みやすいカクテルになります。2層に分離した見た目もキレイですよ。
ブラックチョコ・ミルクの作り方 

【キャンドル】
生活感たっぷりのお部屋でも、キャンドル&ちょっとした工夫でロマンティックな空間に変身します。
素早く、リビングをBarに変身させる方法
 

手軽にチョコレートのカクテルを作りましょう

チョコレート・マティーニをお店で頼んでも、バーテンダーによってレシピが違います。ウォッカベースで作る人、ジンベースで作る人、チョコレートをグラスの内側に塗る人……。お店で出すのなら、使うお酒はこの銘柄じゃなきゃダメ、そんな道具や作り方じゃダメと言われてしまいますが、今回は普通のミセスが家庭で簡単に作れることを主眼にし、完成度ではなく手軽に楽しめる方法をご紹介します。

 

カクテルに必要なお酒

 
チョコレートリキュール 
作りたいカクテルによって1種類または2種類使います。

お店では「ゴディバ」(GODIVA Liqueur/50ml 参考価格¥500)が主流ですが入手しにくいかも。
「モーツァルト」(Mozart Chocolate Cream Liqueur)なら大手スーパーでも扱っています。2杯程度なら50ml(500円程度)で十分ですし、350ml(1200円程度)、500ml(1700円程度)もあります。ホワイトも同様のラインナップです。アルコール度数17度。

 
 
マティーニを作るには、ウォッカまたはジンを。
ウォッカ 
様々な種類がありますが、写真・左は最もポピュラーな「スミノフ」750ml(1000円程度)。アルコール度数40度。

ジン 
色々な種類がありますが、写真・右は人気の「ボンベイ・サファイア」750ml(1200円程度)。アルコール度数47度。


 

チョコレート・マティーニの作り方

 
【チュコレート・マティーニ】
・チョコレートリキュール……30ml
・ウォッカまたはジン……30ml

氷を入れたミキシンググラス(混ぜるためのグラス。何でもOK)でステア(かき混ぜること)し、グラスに注ぐ。氷は入れません。
ウォッカとジンでは風味が違うのでお好みでどうぞ。超個人的意見では、ジンベースはドライで辛口、ウォッカのほうがマイルドです。

 
 
チョコレート・マティーニは、上記のようにかき混ぜて作る方法と、シェイクする方法があります。シェイカー(蓋ができる容器で代用可能)に氷を入れ、上記の材料を入れてよく振ります。

ご覧のように泡立ってしまいますが、冷えて甘味が抑えられるので、ステアに比べてクールな味になります。

 
 
「ゴディバ」を使うと透明感のある仕上がりになります。(この写真以外は「モーツァルト」使用)

さらに仕上げに食用金箔をトッピングすると、リッチな雰囲気。キャンドルにも映えて綺麗です。

 
 
【ホワイトチョコレート・マティーニ】
ホワイトチョコレートのリキュールを使えば、白いマティーニの出来上がり。2人で飲み比べてみてもいいでしょう。

 

アルコール度数の低い、ブラックチョコ・ミルク

チョコ味なので口当たりがいいのですが、マティーニはアルコール度数が結構高いのでご注意ください。マティーニではちょっとつらいという方は、牛乳で割るカクテルはいかがでしょう。
 
 
【ブラックチョコ・ミルク】
・チョコレートリキュール……20ml
・牛乳……40ml

グラスに氷を入れ、チョコレートリキュール→牛乳の順番で注ぐだけ。自然と2層に分離するので見た目もきれいです。飲む際にかき混ぜてください。


いずれも、混ぜたり注いだりするだけなので、お家で十分楽しめます。また、本格的なプロの味を求めてお店に出掛ける……そんなきっかけにしてもいいでしょう。
 

キャンドルで我が家を幻想的に魅せる方法

このカクテルを素敵に提供するための、キャンドルテクニックをご紹介します。あっという間に生活感を隠してしまいましょう。
キャンドル使いでいつもと違う大人な空間に

キャンドル使いでいつもと違う大人な空間に


せっかくバレンタイン・カクテルを準備するなら、それなりの空間で飲んでもらいたいですよね。読みかけの新聞や子どものおもちゃを片付けたところで、そこはやっぱり見慣れた我が家。そう簡単にイメージチェンジできません。

そこでおすすめなのが、キャンドルです。日用品を煌々と照らす照明を消してキャンドルを灯せば、生活感が闇に隠れ、ふたりだけの世界が広がります。上手に魅せるヒントは……
 
  • ガラスや銀の食器など炎に反射するものを多用し、キラメキをたくさんつくる。
  • 照らしたい範囲にだけ光が届くように配置し、見せたくないもの(見たくないもの)は闇に隠す。ただし、顔の下に置くと下から照らされてしまうのでNG。
  • 暗めでOK。非日常の雰囲気を楽しむ。

多少酔っても、我が家ですから安心あんしん。予想外の演出で、バレンタインを素敵な暮らしのエッセンスにしてください。

【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます