さすが!の味わい バゲットレトロドール
まず運ばれてきたのは、
バゲットレトロドール。レトロドールとはフランスにある製粉会社VIRON社の粉の名前。VIRON(ヴィロン)は製法やブランドと契約するのではなく、粉を契約輸入することでフランスで味わうようなバゲットを作ることに成功したのです。
焼き立てのバゲットは、内部のモチモチ感もさることながら、表面の香ばしさ、小麦の強い香りなど、もうこれだけで味覚を充分満足させてくれました。
続いてやってきたのは、アラカルトで注文したサラダ(800円)。シンプルなドレッシングで和えてありつつも、しっかりとした塩分が味を引締めています。すっきりした白ワインとの相性も抜群。バゲットとこのサラダと白ワインがあるだけで、とびっきりステキなランチタイムが過ごせると思う。
質実剛健 煮込み料理
……とは言いつつも、メイン料理もしっかり堪能してきました! ランチコースのプリフィクスメニューから選んだのは
牛ホホ肉のトマト煮。運ばれてきた皿には、大きなお肉の塊がドンと盛りつけられていました。
ブラッスリーの料理らしく、飾り気はないものの質実剛健に満足できるお料理です。ホホ肉の周りに添えられているのは、たっぷりのマッシュポテト。これをソースのようホホ肉にからめながいただきます。お肉はしっかりと煮込まれ、繊維がホロリとくずれつつもパサ付き感はいっさいなし。それに、このマッシュポテトが名脇役。バターは控えめで、ジャガイモの味わいを全面に押し出しています。ともすると重すぎる印象を与えがちな煮込み料理を、軽やかにまとめあげてくれているのです。
バゲットの存在感もさることながら、料理も実力を感じさせるものばかり。何度来てもその魅力の虜になってしまうのです。
そして、さらにすごいメニューを発見しました!
超パワー系ランチを食べたいアナタは必見です。
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