挽き肉の親子丼の味
まず、メインの具となる鶏肉は、挽き肉。合鴨と軍鶏に地養鶏という放し飼いにされた鶏の3種を合わせ、なめらかになるまで2度挽いたものを使用しています。卵は奥久慈産の地卵。さあ、一体どんな味になるのでしょうか?
この香りに誘われて、たまらず一口。「ん~おいしい~!」きっと誰もが頬ゆるめてしまうことでしょう。おつゆをたっぷり含んでいますが、ご飯を浸すようなことはなく、細やかな挽き肉と卵でおつゆをすべて抱え込んでくれています。それに卵のふわふわ感もたまりません。ご飯、卵、鶏肉の3者が口の中で混ざり合い、そしてサラリと喉を通って行くのです。
この料理は元々、料亭にくるお客さんの運転手さんやお付きの人に振る舞われたもの。鶏鍋に使われるつくねを使って作りはじめたのがきっかけだそう。もちろん、夜の料理と同じ食材を使用しているので、味は折り紙付きです。
次のページでは、ランチメニューをもう一品。これまた絶品のから揚げ定食をご紹介!