鉄製の大釜で炊き上げるご飯の美味しさ
店内に漂う炊きたてご飯の香り
農家さんに大切に育てられたお米を板前さんが絶妙の火加減で炊き上げます。はじめは弱火で米の中にひそんでいる旨味を活性化。その後は粒の間に隙間ができるように強火に。こうすることにより、ふっくらとした食感に仕上がるのです。保温性の高いかまどが鉄釜をすっぽりと包み込み、美味しさを封じ込め、最後は強火でほんのりとした香ばしい味わいに。
炊きたてのご飯を口に含むと、まろやかでさりげない甘さが広がります。そして、噛み締めるとその甘さはさらに増し、ムチムチとした弾力のある粒がほどけて行きます。「日本人に生まれてよかった!」と誰もが思ってしまうでしょう。
次のページでは、料理人が腕によりをかけて作った、ひと味違うおかずを紹介します。