和菓子/和菓子関連情報

「行事と和菓子」赤ちゃん誕生~満1歳(2ページ目)

私事ではありますが、昨年第一子を出産し、産後3ヶ月間お休みをいただいていました。この機会に、赤ちゃん誕生から満1歳までの行事と和菓子を追ってみたいと思います。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

お宮参り「千歳飴」

千歳飴
最近は、
食べやすい
小さな「千歳飴」もある。
続いては生後30日前後に行う「お宮参り」です。その際に付き物なのが「千歳飴」。お宮参りと七五三に欠かせない千歳飴には、子どもの健やかな成長への願いが込められています。

紅白饅頭
「紅白饅頭」
つくね芋を使った薯蕷饅頭は、
時間が経ってもしっとり。
お宮参り後の挨拶には、千歳飴の他「紅白饅頭」や紅白の「鶴の子餅」、「赤飯」などが使われます。

「紅白饅頭」といえば、小学生の頃に運動会や卒業式などで配られた、少しぱさついたものが思い出されます。小麦粉に膨張剤を加えた生地で作る饅頭は、あっさりしていて素朴な美味しさがありますが、時間が経つと乾燥しやすいのが難点です。そこで予算が許せば少し贅沢に、つくね芋を使った「薯蕷饅頭」製の紅白饅頭もお勧めです。薯蕷饅頭はお茶席にも使われるきめ細やかな饅頭で、時間が経ってもしっとりとした食感が楽しめます。

お食い初め「赤飯」

赤飯
祝い事に欠かせない赤飯。
赤い色には、
厄除けの力があるとされた。
そして生後100日頃に行う「お食い初め」。この日には、子どもが一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて、初めてのお膳を用意します。お膳の内容は一汁三菜を基本とし、尾頭付きの魚に汁物、煮物、香の物、赤飯に加え、紅白の餅が用意されることもあります。

古来小豆の赤色には厄除けの力があるとされ、小豆の汁で餅米を赤く炊き上げる赤飯は、祝い事には欠かせないものとされてきました。背景はともかくとして、良い素材で丁寧に作った赤飯は本当に美味しいものです。赤飯が美味しい和菓子店は、材料が上質で仕事も丁寧なことが多いもの。「赤飯が美味しい店の和菓子は美味しい。」というのが、私の持論です。

次ページでは、初節句と満1歳の行事をご紹介します>>
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