老舗和菓子屋発の季刊誌『いとをかし』

「季刊誌を創刊しました」とご連絡いただいたのは、名古屋の老舗「両口屋是清」。「今までは美味しい和菓子を作っていればいいと思っていた。これからはその美しさを伝えていく必要性を感じる」ということですが、その内容やいかに。

（目次）
P1　両口屋是清、季刊誌『いとをかし』創刊
P2　『いとをかし』、内容と問い合わせ先

名古屋の老舗「両口屋是清」

「二人静」（ににんしずか） 昭和初期に考案された 口ほどけの良い干菓子

寛永11年（1634年）創業の「両口屋是清」。尾張藩のお菓子御用を務めた名古屋の老舗です。都内のデパートにも多数出店しているそのイメージから、昨年まで広報という部署がなかったというのが意外に感じられます。

和菓子、日本文化の良さを伝えていこうと立ち上げた広報グループの１つ目の大仕事とも言えるのが、季刊誌『いとをかし』の創刊です。

四季折々に届く『いとをかし』

「とても趣がある、興味深い」 という意味の古語「いとをかし」 「お菓子」にもひっかけた。

「和菓子から見えてくる日本文化への想い」を四季折々に届ける季刊誌として、年４回の発行を予定しているという『いとをかし』。

０号は１万部発行し、得意先を中心に無料で配布しているそうです。今のところ店舗で配布する予定はなく、希望者には問い合わせに応じてその都度送付してくれるとのこと。問い合わせ先など詳細は、次ページ最後に記載しておきますのでご参照下さい。