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新茶の和菓子で贈り物! 「茶通」レシピ(2ページ目)

新茶の時期の今回は、お茶の風味たっぷりの、趣ある和菓子「茶通」レシピのご紹介です。フライパンで気軽に作れる茶通は、母の日のプレゼントや、手土産にも向く優れもの!

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

「茶通(ちゃつう)」の材料・分量(12個分)

胡麻餡
胡麻餡は12等分して丸めます。
(生地)
・卵白 20g
・上白糖 50g
・薄力粉 50g
・抹茶 小さじ1
(胡麻餡)
・こし餡 280g
・黒胡麻 大さじ1
・上白糖 大さじ1
(その他)
・飾り用煎茶の葉 適量
・手粉(強力粉) 適量

「茶通(ちゃつう)」の作り方・手順

すり胡麻
1:黒胡麻はフライパンで香りが出るまで煎り、温かいうちにすり鉢でよくすり、上白糖大さじ1を合わせます。固めに練ったこし餡に加え混ぜ、12等分して丸めておきます。

卵白
2:ボールに卵白と上白糖を入れ、泡だて器で約5分、トロリとするまですり混ぜます。ゴムベラに持ち換え、ふるった小麦粉と抹茶を合わせて入れ、さっくり混ぜます。

※ワンポイント
卵白は、泡立てる必要はありません。よく、すり混ぜてください。

包む
3:手粉を使いながら生地をまとめ、12等分し、(かなり柔らかい生地ですが、手粉を使い過ぎないよう、注意して下さい。)1.で準備した胡麻餡を包み、上面に煎茶の葉を付けます。

焼く
4:フライパンを温め、薄く油を敷きます。煎茶葉の面を下にして、軽く上から押しながら、焼き色が付くまで弱火でじっくり焼きます。裏面も同様に。上下に焼き色が付き、側面が乾いてシワが寄れば、焼き上がりです。

完成!
焼き上がりはサックリとした食感ですが、時間が経つと餡と皮がなじんでしっとりします。贈り物にぜひどうぞ!

ワンポイント

・胡麻をするのが面倒な方は、すり胡麻で。
・生地をまとめる際、手粉を使い過ぎると固くなってしまうので、要注意。
・焼くときは、焦らず、じっくり弱火で。
・小さいサイズの茶通も、可愛くてお勧めです。

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