廃材を再利用したセルフビルド、居心地のよい空間
入口の暖簾をくぐると、扁額には「風水庵」と大書してある。その傍らには、村の教祖様の近影が飾られており、そしてご主人の田中さんも、この写真によく似た仙人のような風貌をもつ人なのだ。ここに辿りついただけで、もう異空間に連れてこられた、そんな気分になってしまう。
切妻の軽やかな屋根を支えるのは、木製の電柱の廃材。古民家で使われていた廃材で、梁を含む小屋組を構築し、真壁の落ち着いた空間を提供している。和むなぁ。
店内は、こんな感じ。なんと、グランドピアノまで置いてあって、時にはこの空間でコンサートも催されるのだとか。豊かです。
店主が、この店の宝物とおっしゃっていた、加藤登紀子さん直筆の暖簾がかかっていた。