そば/東京のそば屋

予約の味を楽しみに、あの人気店へ 神田まつやの玉子焼き

メニューには載っていないのに、見わたすと、みんながさり気なく食べている。おいしい裏メニューの注文方法、そっと教えます。

執筆者:井上 明

夜の振り出しは、いつもそば屋


夕方、知友と呑みに行くことになった。
やっぱり、一軒目はとりあえずそば屋がいいということで、 神田まつやへ。

気さくなこの店は、いついっても、和むんだなぁ。

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午後6時過ぎ、ゴールデンタイムはこんな感じ。でも、大抵の場合数分待てば入店できる。お客様を手際よく捌いていることもあるが、お客様もそば屋の利用方法を熟知しているからだ。いいですねぇ、こういう文化は。

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さて、お待ちかねの例のもの…


マボロシというほどではないが、お店でちょいと注文してというわけにはいかないところが、連れを伴ったときにポイント高い((笑))。

予約なんていうと大仰だが、要するにお店の側で心の準備が必要(笑)だから、ちょいと前に電話しておいて欲しいということみたいだ。

私も築地の駅で電話を入れて、その15分後に入店というスケジュール。この人気店にブッキングを入れておいた感覚のVIP待遇。

「玉子焼きを注文しておいた者ですが」
「井上様ですね、お待ちしておりました」

てな感じです。

で、その玉子焼きがこれです。


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気さくなそば屋の気さくなメニュー



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人気の焼き鳥でお燗の酒を楽しんだあと、酔狂で注文したのはタヌキそば。これが中々結構でした。

伝統的な、街の、そば屋に行くのなら、もりそばに限らず色々と楽しむのがいい。そうすることによって、その店がもっともっと味わいつくせるのだ。

今回は訪れるのが遅かったため、看板の直前まで居座ってしまった。特に閉店をつげるでもなく、さり気なく出されるお茶。気持ちのよい気配りを感じながら、我々は次の店に赴くため席を立った。
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【神田まつや】
玉子焼き 600円(要予約)
千代田区神田須田町1-13
TEL 03-3251-1556
地下鉄淡路町、JR秋葉原が便利
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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