神戸を代表するグランメゾン
エレベーターを降りたところ、エントランスです。この先はフランスへとつながっています。 |
アラン・シャペル ― フレンチを愛する人で、この名を知らない方はいないでしょう。「厨房のレオナルド・ダ・ヴィンチ」という異名を持つ、20世紀の巨匠。2006年10月現在、世界で最も多くミシュランの星を獲得している料理人、アラン・デュカスが「最も影響を受けた料理人」と語り、日本でも「ハウステンボスホテルズ」の上柿元勝氏、「オテル・ド・ミクニ」の三國清三氏、関西では「ラ・ベカス」の渋谷圭紀氏、「パティスリー・オ・グルニエ・ドール」の西原金蔵氏などが師事し、現在のフランス料理の基礎となった料理人です。残念ながら1990年、シャペル氏は52歳の若さで急逝。しかし、今なお日本はもちろん、フランスにおいてもその影響力は計り知れません。
アラン・シャペルオリジナルの位置皿。描かれた絵は一皿一皿違います。 |
次のページでは、故シャペル氏の哲学を継ぐ料理をご紹介します。