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「ジル」から「タカ」へ!メゾン・ド・タカ芦屋、誕生(2016年)

芦屋川にある御屋敷一軒家フレンチ

メゾン・ド・ジル 芦屋 メゾン・ド・ジル 芦屋。
「メゾン・ド・ジル 芦屋」の出入門。 外観。一軒家レストランとなっています。
パリの北西、TGVで1時間10分のセーヌ河畔の港町ルーアン。日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ジャンヌ・ダルクが処刑された広場がある町と聞けばなるほどと頷かれる方もあるかもしれません。この歴史ある町出身のジル・トゥルナードル氏は、パリの「タイユバン」のシェフの座を断って、故郷ルーアンのセーヌのほとりでレストラン「Gill」を開業しました。そして2つ星を獲得してからもう20年以上、ノルマンディー地方を代表するフレンチの輝く星であり続ける方です。


内装。
メインダイニング
そのジルさんが、2008年に日本に提携出店するに当たり、東京や大阪という大都会でなく、芦屋川の畔のお屋敷町の一画を選ばれたのは、「料理だけでなく周囲の環境を含めた全ての面で満足度を高めたい」というポリシーに、ピタリとはまったからではないでしょうか。

そう、ジルさんの名前を冠した「メゾン・ド・ジル 芦屋(Maison de Gill Ashiya)」のあるここ芦屋市平田町は、海がもうすぐそこという、芦屋川河口近くの古くからのお屋敷町。その昔、阪神間の遊び慣れた人達なら知らない人はいない「プレイバッハ」があったところでもあります。


メゾン ド ジル 芦屋 メゾン・ド・ジル。
待ち合わせ室も広い。  こちらはラグジュアリーなソファ付きの待合室。
川に面した風格のある門をくぐると、右手に遥か奥の方まで邸宅が鎮座しています。右手前のエントランスから入って、しばらく左に進んでシェーズ・ロング(寝椅子)がおかれたところが、何とも贅沢なウェイティングスペース。座り心地のよいソファーにゆったり座っていると、ずっとここに座っていてもいいなと思うくらいリラックスして待つことができます。


シェフ。
シェフの高山英紀さん
年2回来日するジルさんに変わって留守を取り仕切るのは、東京の「シェ・イノ」を皮切りに、2004年渡仏後ブルゴーニュの「ラムロワーズ」やオーベルニュの「レジス&ジャック・マルコン」(共に三つ星)で、4年近くも腕を磨かれて帰国された高山英紀シェフ。かくも充分に経験を積まれた高山シェフは、ジルさんの料理を踏まえながらも、そしてまた伝統的なフレンチの良さをしっかり残しながらも、独自のアレンジを加えていることを熱く語られます。

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