「コンセイエ」を探せ

コンセイエ
レストランでおいしいワインを選んでくれるのが「ソムリエ」。ショップでおいしいワインを選んでくれるのが「コンセイエ」
首都圏のワイン愛好家は、日本国内の旅行や出張に出かけて寂しい思いをすることが多い。旅先でもおいしいワインは飲みたいが、売っていないのである。東京周辺ではワインに強い小売店はあちこちに見かけるが、地方都市ではきちんとワインを売っている店の数はとても少なく感じるのだ。

旅先にワインを送るか、荷物にワインを入れて持参するという人もいるだろうが、いいワインほど輸送に弱いものだ。電車や車の中で振動を与えられたワインは風味が荒れて、本来の上品さが体験できないことが多いのである。長旅でくたびれたワインは、セラーでのんびりと休んでいた同じワインのおいしさには敵わないのである。

コンセイエ
「コンセイエ」がいる店だけが掲げられるロゴを目印に
そこで役立つのが、フランスワインの知識と売り方が優れたスタッフ「コンセイエ」がいる店である。コンセイエとは、SOPEXA(ソペクサ)ことフランス食品振興会が審査・認定する、いわば「フランスワイン販売のプロ」である。全国ほとんどの都道府県に「コンセイエがいる店」があるので、移動の途中でワインを買いに寄ればいいのである。

コンセイエの店が役立つのは、旅先だけではない。地方在住者にとって、いいワイン店を探し出すのはなかなか難しいものだ。ネットショップから宅配してもらうのもいいのだが、少し足を伸ばせば行きつけの実店舗(仮想空間のネットショップに対して実際にお店を構えて営業しているところ)があるとなれば、急にワインが必要になった時や、実物を手に取って選びたい時などに便利である。

では、コンセイエがいる店はどのような特徴があるのか? SOPEXAを訪ね、コンセイエ認定審査員に話を聞いた。