ワイン/ボジョレー・ヌーヴォー

10秒で読める!ボジョレ2008年収穫情報(3ページ目)

もうすぐ解禁ということで、ボジョレ新酒に関心が高まるこの時期。店頭やメディアで「みずみずしく古典的なヴィンテージ」とされる2008年の出来は、どう読み取ればいいのか?

執筆者:橋本 伸彦

ボジョレの収穫は9月15日から雨が止み北風で乾かされた状態で行われた

14日まで雨が降っていたが、9月に入ってから8月よりは天候が回復していたようだ。雨が続くとブドウが「水太り」になりがちだが、雨が止んで風が吹けば少なくともブドウの表面についた水分は減るもの。

街頭での試飲も今年はあるだろうか?

ボジョレ新酒の日本への輸入は前年より1割以上減りそう

去年とあまり変わらない量を期待していた向きもあるが、発注量を抑えた小売店が多かったのは、売れ残りが出て年を越してしまうような状況を警戒しての事だろう。消費者から予め注文を受けた分だけ仕入れれば解禁後すぐに片付くが、店頭にどれだけ並べるかが問題だろう。

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