ワイン/ワイン関連情報

スクリューキャップのワインは安物?(4ページ目)

簡単に開けられるスクリューキャップは、安いワインの目印?美味しいワインを飲むためには、実はコルクよりスクリューキャップの方が、ずっと安心なのに、どうしてコルクが使われているのか?

執筆者:橋本 伸彦

雰囲気より中身で選ぶなら


例えばワインを多く扱う英国のスーパーマーケットは、取引するワイン生産者に、特別にスクリューキャップで瓶詰めさせることも多い。これなど消費者側の「安心してワインを買いたい」という要望を代弁している形とも言える。

トップが金色、下がブラックのスクリューキャプ
これからはスクリューキャップが主役

楽しみなのは、優れた生産者が次々とスクリューキャップに切り替えていることだ。コルクによる高級感や消費者受けよりも、実質的なワインの品質に気を遣っているという何よりの証である。

いまや数千円以上のワインがスクリューキャップというのは珍しくもない。5千円~1万円以上のワインで徐々に切り替わっていくのも、長い目で見れば時間の問題だろう。簡単に開けられ、しかも再び確実に密閉するのが簡単なスクリューキャップ。それでもあなたは、コルクにこだわり続けるだろうか?

スクリューキャップの上質ワイン例

■ ルーウィン『プレリュード シャルドネ』2006
■ ビンバジン・エステイト『アート・シリーズ・シラーズ/ヴィオニエ』2004
■ グロセット『ウオーターヴェイル・リースリング』2004
■ エスク・ヴァレー『テラシズ(Terraces)』2002
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