こぼさず、垂らさず
ワインが垂れない注ぎ口 |
銀色の円いシートなのだが、くるりと筒型に丸めて瓶口に差し込むと垂れない注ぎ口の出来上がり、という商品だ。使い終わったら取り出せばもとの形に戻るので、洗って何回でも使える。ワイン会社の試飲会などでも、使っているのをよく見かけるところを見ると、味に影響はなさそうである。ただ、これはボトルの中に落とし込んでしまうと取り出すのにひと苦労。注意したい。
グラスを選ぶ
少なめに注いで香りを充満させる |
ワインそのものを楽しむためのグラスであれば、条件は無色透明のガラス製で充分な容量があり、口にむかってすぼまった形のもの。そこに3割くらいの量のワインを注いで、グラスの中の空間に香りをたちこめさせて楽しむのがポイントだ。小さいグラスでは香りがたちこめるスペースがないし、グラスのふちが広がった形だと香りが逃げてしまう。
大ぶりのワイングラスで口が狭まったものだと、ハーフからフルサイズのボトル1本分に近い容量がよくある。グラスの中にたっぷりと匂いがこもって、小さなグラスで飲んだのと同じワインを注いでも、見違えるように楽しめる。