これからの道
しゃおしゃん焙茶工房の店内
しゃおしゃん焙茶工房が扱う非常に質の良い茶葉が、このところの普[シ耳]茶の高騰の影響を受けているのだそうです。従来取り扱ってきた千年古茶は、茶葉の質が変わってしまい、2003年春より後は製茶を見合わせたりしているそうで、そんな事情も加わり、お茶の価格を見直さざるを得ない状況なのだそうです。
2007年11月には泪を呑んで、雲南省原産のお茶(雲南プーアール各種、千年古茶各種)について、価格を従来の約1.3倍~1.5倍に改定せざるを得ないとの結論にたっしたそうです。
その分、良いお茶を多くの人に飲んでいただきたいと、前田さんみずから手がける気仙茶などにも力を注ぎ、今以上にお茶つくりに力を淹れてくのだそうです。
その一貫として、2008年5月を目処に、今の場所から盛岡郊外の雫石方面に移転する予定です。
前田さんは言います。「飲んでくださった方が元気になるお茶、幸せな気持ちになるお茶をご紹介したい」と。
お茶作りを通じて、お茶の作り手自身が気持ちよく元気でいることが大切だと実感したそうです。そのために、「よりよい空気、自然環境、そしてより健康な暮らしが自分のエネルギーの源になるという思いが強まり」、移転を決めたのだそうです。
これから前田さんがどんなお茶を作られていくのかはわかりません。でも、それはきっと今以上に体に浸透する、爽やかで甘いお茶になるんでしょう。そんな彼女のお茶、期待したいと思います。
■ しゃおしゃん焙茶工房
住所:〒020-0063 岩手県盛岡市材木町8-16
電話:019-625-7360(Fax共用)
営業:12:00~19:00
定休:火曜日、水曜日
<関連リンク>
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気仙茶のことや美味しいお茶のことがわかる前田さんのブログ