細身の「オデリアブルー」 |
それはフランスから来た調理器具メーカーT-FALの電気ケトル。
すでに東京のanomaや海風號などの中国茶Cafeでも使われている実用的かつ美しい電気ケトルです。T-FALの電気ケトルにはいくつかの種類がありますが、今回はその中で「オデリアブルー」と「ヴィテス エクスプレス」をご紹介します。
■ フレッシュな湯がすぐに沸く
料理を作るときも、お茶を淹れるときも、沸かしたての湯が近くにあるのはありがたいものです。電気ポットで湯を沸かすとなかなか沸かなくていらいらしたことのある人もいるでしょう。ガスコンロにケトルを乗せても一向に湯が沸かない。ええい!と鍋に水を入れてがんがんの炎で湯を沸かした経験のある人もいるに違いありません。
ところがこのT-FALの電気ケトル、「ヴィテス エクスプレス」だと、なんとコーヒーカップ1杯(160cc)を約60秒で沸かしてしまうパワフルさ。これは本当にうれしいパワーです。
お湯が沸くと自動的に電源がオフになるので、沸かしすぎとか空焚きの心配もありません。もちろん電気ポットではないので保温機能は付いていませんが、湯が冷めたら再びスイッチオンで、すぐさま湯が沸騰します。なれてくれば、微妙な温度設定も可能になるので、中国茶をいれるのにはもってこい。
ヴィテス エクスプレス1L(左)とオデリアブルー(右)
大きな窓で一目瞭然 |
オデリアブルーの容量は1.5L。そしてヴィテス エクスプレスは1Lと1.7L。たくさん茶を飲むひとには1Lはちょっと少ないのですが、手早く湯が沸くので、あまり気になりません。
それでも、途中で湯がなくなってしまうんじゃないかなんて心配になります。そんなとき、普通のポットだと湯の量がちょっと見にくかったりますが、実はこのT-FALの電気ケトルには胴の部分に大きな窓が付いているので、湯の量がすぐわかります。湯がすくなくなったなあとおもったら、水を一杯に継ぎ足してスイッチオン。お茶請けのお菓子でも食べているうちに湯が沸いてしまいます。
電源プレートで自由自在 |
そして、なんといっても使い勝手の良さとして掲げられる最大の点としては、ケトルの本体がコードレスであること。そのため、コードが邪魔にならないので、たとえば本格的な茶藝にだって使えてしまうのです。キッチンに本体をおいて、ダイニングテーブルに本体だけ持ってくるなんて事も可能だし、ダイニングテーブルの向こう側にいる人にそのままケトル本体を手渡すことも気軽にできてしまいます。
電源プレートは円盤型であまり場所をとりません。ケトルはこの電源プレートの突起にぽんとはめ込むだけ。もちろん、360度取っ手をまわして取ることができるのも、とても便利。