中秋節には茉莉花茶でお茶会を!
さて、中秋節の由来も、月餅を食べることも学んだので、仲の良いお友達を招いて中秋節に観月宴のお茶会を開きましょう。さて、お茶会といっても、あなたならどんなお茶会をひらきますか? メインテーマは観月宴。「月を愛でる」という主題があるのですから、出来れば主催者もそのメインテーマに参加できる形態が望ましいですね。月見をするために極力「茶を淹れる」ことに力を注がなくて良い形態のお茶会が開ければ、あなた自身、お月見を満喫できるのです。
そこで考えたのが、簡単だけど、雰囲気のある「蓋碗茶」。人数分蓋碗を用意しなければなりませんが、そこに茉莉花茶を入れてサーブするのです。蓋碗に湯を注ぐ手間だけで主催者であるあなたは客人である友達と一緒にお月見を満喫できてしまいます。また、飲み終えても、また湯をさすだけで数回お茶を楽しめます。
茉莉花茶というと、オーソドックスな緑茶ベースの散茶を思い浮かべますが、手軽でおいしいのは「茉莉花龍珠」。蓋碗にころっとした可愛い茉莉花龍珠を5~6粒入れて湯を注ぐだけ。とても芳しい香りがあたりを包みます。また月餅との相性もなかなかのもの。
そのほかにも、茉莉花繍球というまるいボール状の茶葉を「月」に見た立てて一粒蓋碗に入れておくのも趣きがあって良いと思います。他にも、茉莉梅花、茉莉花牡丹などの一工夫してある茶葉を使っても面白いでしょう。
あなたも、月餅とすすきの穂をコーディネートして、香りの良い茉莉花茶で中秋節の観月宴を開いて見ませんか?
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