紅茶/紅茶関連情報

FOODEX レポート(1)

FOODEX JAPAN 2010出展ブースから紅茶情報などをお届けします。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

サッカー場8面もの広さに約2500社が集う食品・飲料展示会。
3月2~5日に千葉県 幕張メッセで開催されたFOODEX JAPAN2010 。例年ならもう少し暖かくなっているころのはずが、冬を引きずったままのような天気。しかし、会場は熱気と活気に包まれていました。紅茶ブランドも多数出展。その出展会社も新商品や、パッケージなどを工夫した新しい販売のかたちで、魅力あるそれぞれの紅茶を商談に訪れた来場者にアピールしていました。

日本未発売 スリランカの紅茶


上下2つの茶缶に異なる紅茶の組み合わせ。
スリランカから出展していたバシルアティーカンパニー。個性的な缶が多数目を引きました。掲載の写真は、上下で違う紅茶を組み合わせており、上には花や果実など、さらにフレーバーを加えた紅茶(50g)と、下にはスリランカ産地別紅茶(125g)が入っています。

例えば、「エキゾチックティー」と「ウバ」の組み合わせ。「エキゾチックティー」は、パイナップルやりんごといったフルーツを配合した紅茶で、ストレートでよりも、ミルクを加えた方がパイナップルの風味を感じやすい。下の段の「ウバ」は旬に収穫されたウバ紅茶とか。

 
 
「ストロベリー&クリームティー」と「ルフナ」の組み合わせでは、上の段に入っている「ストロベリー&クリームティー」には、ドライストロベリーチップ、ローズの花びら、カレンデュラの花びらなどもミックスされています。

 

フレーバードティーも豊富
フランス紅茶 ジャンナッツ

フルーツ系のフレーバードティーも多数。また、「タハルニナ」という紅茶は、キャラメルとカカオのユニークな香り。
パリのTEA EXPOでも金賞に輝いたという「ピュアセイロン」は、スリランカの高地 ディンブラ地域で生産された紅茶をティーバッグで商品化したもの。

また、フレーバードティーの品揃えも豊富。人気の「メルシー」は、ストロベリーの乾燥果肉とあまいバニラの香り。ネット販売のほか、カルディコーヒーファームでは量り売り紅茶を買うことができるそうです。

スリランカの7大産地紅茶を直輸入 (株)流通サービス

スリランカの紅茶会社から来日し、品質の良さを紹介。
紅茶の産地を7つに分類しているスリランカ。静岡県の流通サービスでは、スリランカで栽培された特定の契約農園の紅茶や、質の良い紅茶を現地バイヤーが直接買い付けて日本へ直送。

同社ブースでは、産地ごとの違いがわかるようにディンブラのマタッケレ茶園やヌワラエリヤのラバーズリープ茶園など、同社が買い付けた自信のある紅茶を使ってテイスティングも実施していました。ネット販売では、7つの産地ごとに違いを感じられるようなテイスティングセットなどもあるとのこと。

カラフル&フレーバーシュガ―スティック

これまではレストランやカフェ用であったのが、5本入りなどのパックで小売りも可能になったとのこと。
結婚式やおしゃれなレストランなどで使われるおしゃれなシュガ―スティック。東洋ベバレッジが販売。きらきらしたクリスタルのようでいてこれはお砂糖。ラベンダーやハニーなどのフレーバー付きスティックもあって、紅茶やコーヒーにいれてかき混ぜると飲み物にほんのりと香りが加わります。ギフトとしても喜ばれそうだし、ちょっとしたティータイムに添えるだけでも楽しい演出となりますね。

次回はFOODEXレポート(2)として、定着したあの素材を用いた紅茶とご当地スイーツをご紹介します。

■関連リンク・協力: フーデックスジャパン

 

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