紅茶/おすすめ紅茶店

ネパールの紅茶 ヒマールティー(2ページ目)

ネパールの東側、ダージリンと国境を接する地域でお茶が栽培されています。ダージリンのような自然環境のなかで作られる紅茶をご紹介します。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

全部で7商品の展開

写真右はラマ氏、右が薬剤師でもある奥様の谷川氏。
ハンドロール ヒマラヤンチップス、ヒマラヤンオレンジのほかに、白茶、烏龍茶、緑茶も製造。なかでも珍しいのは、芯芽だけを摘んで自然乾燥させたヒマール ホワイトという白茶。カップが色づく程度の薄い黄色の水色から、とても優雅で繊細な香りが上るお茶。芯芽のみを摘む作業と収穫量の少なさからとても貴重なお茶です。


ネパールと紅茶

ネパールの東部はお茶栽培に適した環境。
ダージリンの茶栽培は19世紀半ばからですが、ネパールの茶栽培はまだ歴史が浅く、20世紀に入ってからとのこと。ネパール全体では年間 25,00トンを生産。寒さにも強い中国種などが栽培されています。
ラマ氏、谷川氏によれば、ネパールの首都カトマンズより西は乾燥しているが、東は湿気がありお茶の栽培に適しているとのこと。ネパールでも、CTC製法で紅茶が作られており、そのダストを用いて地元ではスパイス、ミルク、砂糖を加えて飲むチャイが飲まれています。

■協力:有限会社 マルヱ薬局
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