深い霧の立ち込める山の斜面にある茶畑。
標高世界一を誇るエベレストなど雄大なヒマラヤ山脈を抱えるネパール。インドのダージリンとは国境を接して向かい側に位置する地域、ダンクタやイーラムといったところでは紅茶の栽培が盛んです。これらからの成長が期待できるネパール紅茶からヒマールティーをご紹介しましょう。

ヒマールティーはどんな所で作られている?

春から秋にかけてが茶摘みシーズン。
ヒマールティーとなるお茶が栽培されているのは、ネパールの東部、ダンクタ地方のヒレにあるジュンチャバリ茶園。標高1350~1800mの山地斜面。標高の高さや気候などダージリンと同じような環境にあります。
約10年前から茶の栽培を始め、お茶の葉の摘採が可能になるまで4年かかったとのこと。現在では年間約10トンのお茶を生産し、その一部は茶園オーナーの友人であるプラビン ラマ氏、奥様の谷川氏によって日本で「ヒマールティー」として売られるようになりました。無農薬で栽培される茶葉は、紅茶、ウーロン茶、緑茶などに加工されています。紅茶は、ダージリンのような華やかな風味を持ちますが、時間と労力をかかけて作られるレアティー紅茶もあり注目です。

ハンドロール ヒマラヤンチップス

手作業で異物を取り除いているところ。
手揉みの紅茶。茶葉を揉む「揉捻」工程を、手作業で茶葉に傷をつけるように揉み、発酵での芳香をより促すように仕立てたという紅茶。手作業による部分が大きいため、茶葉の原型を残すような細長く、たっぷり入ったチップが見られます。
春先に芽吹いたばかりのお花畑にいるようなフローラルの香りが特徴です。

ヒマラヤンオレンジ

春摘みのファーストフラッシュの茶葉から作られています。湧きあがる豊かな香り、美しく透き通るオレンジ色の水色。発酵は浅めに行い、ミディアムボディで豊かな香りを表現した紅茶です。