全日本パン協同組合連合会会長賞
■ムラング・ア・ラ・クレームクリームパン部門 サンセリテ 高田知明さん
しっとりやわらかいブリオッシュにオレンジキュラソー入りのカスタード。 キリのクリームチーズが中に1個入っています。表面を薄く覆うアーモンドメレンゲの食感が利いています。
■パリのおすそわけ
サンドイッチ調理パン部門 グンイチパン 阿久津久美さん
自家製のポークリエット、ブリ・ド・モー、アボカド、ドライトマト、オリーブ、ズッキーニ、プロシュート……いろいろな素材がたっぷり挟まれた豪華なサンドイッチです。
■チャバタ・マカダミアン
オリジナルパン部門 サンセリテ 高田知明さん
クリームパンでも受賞された高田さんの作品。国産小麦の生地に自家栽培のバジル、パルメザンチーズ、ドライトマト。ガーリックとコショウも利いています。 ホールで入ったマカダミアナッツが好相性。
大会会長賞
■ふんわりクリームパンクリームパン部門 カトレア洋菓子店 黒田慶さん
ふんわりとスポンジケーキのような柔らかさのスイート生地に、バニラの香る自家製カスタードをたっぷりと包みこんでいます。シンプルながら洋生菓子の味わいのクリームパン。
■拝啓ローストビーフ様
サンドイッチ調理パン部門 グンイチパン 関口愛美さん
自家製ローストビーフに絡まるのは、醤油とゴマ油をきかせた自家製ソースをジュレ状にしたもの。手間がかかっています。野菜にゴルゴンゾーラも合わせて、贅沢なサンドイッチ。
■ねじりとめーとパン
オリジナルパン部門 ロンシェール 野村幸子さん
水の代りにトマト缶を使って作ったトマト色の生地の中に、ベーコン&チーズとカレー、2つの味わいが包まれたお惣菜パン。その名に首を傾げ、声に出してみれば、Oh!ねじりtomato!と納得。
「職人さんあってのパン屋。評価される場を作りたかったんです。パンにはいろいろなシチュエーションや食べ方があるから、ここでどのパンがいい、と決めつけられないけれど、もういっぺん食べたいな、と思わせるパンが評価されることが、大切に思います」パングランプリの開催のきっかけを作られた全日本パン協同組合連合会会長の西川隆雄さんが懇親会で話されたことに、共感しました。
このコンテストは来年も開催予定です。すでに兵庫では3年間「パングランプリ兵庫」を実施しており、今後は各都道府県での展開とそのグランプリ受賞者で「パングランプリ・ジャパン」の開催を目指す計画もあるそうです。
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