日本パンアドバイザー協会

1月31日、日本パンアドバイザー協会が主催したイベント、"愛パン家の渡邉政子さんによる一日限定復活『パンの会』"をレポートします。


同協会は「パンの作り手と生活者の架け橋となる人材を育成し、パン食文化の発展に貢献する」という理念を掲げ「日本ブレッドマイスター協会」として昨年5月に設立され、12月に名称を現在のものに変更しました。「ベジタブル&フルーツマイスター」を始め、食育、カレー、調味料などなど、食に関する資格講座を続々と開設しているフードディスカバリー株式会社が運営しています。今回は、通常の講座とは別に開催されたトークショーです。

愛パン家の渡邉さんは1993年から2005年までパンが大好きな人たちの「パンの会」を主宰、会は全国各地に支部を構え、パン屋さんと生活者の架け橋となっていました。この日はその「パンの会」のイベントが再現されました。

その内容を見ていきましょう。

バゲットの匂いと色や形で違いを知る

参加者は30数名。5、6名ずつのテーブルに分かれて座ります。最初にA4の紙が渡され、そこに自分の好きなパン屋さんとパンの名前を書いて、同じテーブルの人に見えるように置いてくださいと指示がありました。まずは自己紹介しあうのです。

続いて各テーブルに配られた4種類のバゲットを人数分に切り分ける作業が入ります。
「さぁ匂いを嗅いでください」

左からベッカライ ブロートハイム、アルティザン テラ、ネモ・ベーカリーカフェ、ブーランジェリーパリゼット

バゲットは、指で押して空気を出しながら嗅ぐといいのだそうです。

「パン屋さんも、押して嗅ぐ人が多いんですよ。ね、匂いがそれぞれ違うでしょう?それは粉や発酵の違いからきます。食パンだと私は顔にくっつけてしまいます。ペトッと吸い付くのかざらつくのか、肌に付いた感触が違います。バゲットはわかりにくいので、鼻にくっつけて匂いを嗅ぎます。内相も見てくださいね。色、透明度、透き通っているようなのか白いのかクリーム色なのか、ひとつひとつが随分違うということがわかるでしょう?」

各テーブルをまわってアドバイスする渡邉さん