パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ル・ルソール【駒場東大前】(2ページ目)

メゾンカイザーの日本での立ち上げに携わった最初のパン職人清水宣光さんが二年前に開いた店。バゲット、ヴィエノワズリ、食パン、菓子パン、惣菜パン。日本とフランスのパンの幸せな融合のスタイルをレポート。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

パンとオリーブオイルのハーモニー

ル・ルソールのパン職人清水さん が個人的に好きなのは、オリーブやベーコン、チーズなどを生地に包んだおつまみ系のパンやラスクなのだそう。この店のラスクはハーブやスパイス、イベリコベーコンなどを使った甘くないタイプです。

上質なオリーブやベーコンを使ったおつまみ系の焼きこみ調理パン
フガス オリーブ/トマト(450円)ラスク アラビアータ/プロヴァンス(350円)クロックムッシュ(280円)、ホットドッグパリゴー(390円)清水宣光さん
おすすめの食べ方もお伺いしました。それはバゲットに良質のエキストラヴァージンオリーブオイルと塩をつけていただく、というもの。厨房の片隅でちょっと試食させてもらいました。モチモチしていながら軽い食感のバゲットに、ノンフィルターや有機といったこだわりのオリーブオイル(スペイン産)が素晴しくよく合いました。オリーブオイル+バゲット。わたしも、しばらくこの食べ方を愉しみたいと思います。

タルティーヌ各種(390円)は大きめにカットした季節野菜、ホワイトソース、ソーセージ、チーズ、パストラミビーフなどボリューム満点。

次のページはル・ルソールのスイーツ系のパンとこだわりをご紹介します。
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