パン/おすすめパン屋さん

印象に残ったパン2008年1月~4月(3ページ目)

今年取材先などで出合い、印象に残ったパンをご紹介。おいしいパンの極私的記録です。「とまらないパン」「既成概念に囚われないパン」「お昼時のパン」「2階で出合うパン」など約12種類。さてそのパンとは?

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

今年2008年1月から4月、取材先などで出合い、とくに印象に残ったパンをご紹介しています。

ツォップの2階で出合うパン

ZOPFの2階のカフェRuheplatz ZOPF(ルーエプラッツツォップ)で、何種類ものパンが盛られた一皿を愉しむと、必ずその中に2つ3つ「下で買って帰ろう」と思うパンに出合います。この春、プライベートで出かけたときは下の写真のパン(福あんぱんを除く)でした。どのパンも一度は食べたことがあるので、出合うというより再会なのですが、毎回新鮮な感動があります。

「パンオフリュイ」はクルミ、クランベリー、ブルーベリーの詰まった細長いパン。垂直にカットして柔らかめのチーズとともにいただくと最高です。
薄い生地の層が幾重にも渦を巻くクロワッサンは芳醇なバターの香り。シンプルなだけに職人技を感じます。
上品なむき餡(小豆の皮を取り除いてつくった餡)が入った「福あんぱん」は、しっとり、ほんのりとした甘さ。
「黒糖ノアチェリー」はパンの盛り合わせに入っていたのをまさに「あ、これは好きだったパン」と思い出し、1Fに降りてさがしたパンでした。ほの甘い生地にクルミとチェリーが絶妙のバランスです。

パンオフリュイ
クロワッサン福あんぱん
黒糖ノアチェリー

パン焼き小屋 ツォップ(2002年の記事)

ZOPFに学ぶパン作り(2006年の記事)

コシュカのトラディション

バゲットトラディション
数年前より確実にバゲットがおいしくなってきている日本のパン屋さんで「長時間発酵」などの言葉を見たり聞いたりすることもめずらしくなくなってきました。しかし、ただ工程を長くすればいいというわけではないバゲット。粉選び、ミキシングや発酵などの工程管理、成形、焼成。おいしいバゲットは職人技の賜物です。

あっというまに食べてしまうこともあってなかなか全形を撮るチャンスのないコシュカの「バゲットトラディション」。味の濃さに感動します。

コシュカ

いかがでしたか。2008年の1月~4月の間で、初対面も再会もありましたが、またいつか食べてみたいと思うパンをご紹介しました。

印象に残るパンは再会したいパン。これからもご紹介していきます。 最新情報はメールマガジンにてお知らせいたします。以下空欄にアドレスをどうぞ。


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