MOBAC SHOWクープ・デュ・モンド ブース内で開催このコンテストは美味しいパンの食べ方を普及させるために始まりました。応募対象は 製パン製菓、カフェ、教室関係者、専門学校生など、パンの美味しい食べ方を研究している人。 第3回目となる今回は、応募総数34作品から書類審査を通過した18作品が、MOBAC SHOW会場で実際にサンドウィッチの組み立てと試食審査を受けました。 審査基準となるポイントは「外観」、「味」、「色合い」、「コンセプト」、「価格」、「内容」など。 審査はアルザスから来日したMOFのジョセフ・ドルフェールさん、ドンクのシモン・パスクロウさん、ベッカライブロートハイムの明石克彦さん、2002年クープデュモンド日本代表の渡辺明生さん、2005年クープデュモンド日本代表、トランブルーの成瀬正さんが担当されました。 今回のコンテストでわたしが興味深く感じたことは、参加者が自分の店のある地元の風景や農産物をつかうなど「地方色」が見られたことです。 また、前回同様、和素材や野菜、季節感あふれるスタイリングをされる方も多く、楽しく拝見させていただきました。 ただ、これは審査基準にないかもしれませんが、食べやすさに関してはあまり考慮されていなかったように思いました。コンテストなのでついいろいろ盛り込みたくなってしまうかもしれませんが、実際に食べるシーンを想定してつくられたもののほうが一段、評価が高くなるのではないかと思いました。 以上がわたしの感想です。それでは審査結果と全作品をご紹介しましょう。 次のページからは18作品を一挙公開します。パンを美味しく食べるアイディアがいっぱいです。
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