デンマークフェア限定品この時期だけの特別限定品をふたつご紹介します。
ひとつは、デンマーク王室ゲストシェフ、モーテン・ヘイバーグさんのプロデュースする「ヘイバーグスデザートサーカス」のエルダーフラワーシロップ(1890円)。 デンマークに初夏の訪れを告げる花のシロップは、マスカットのような爽やかな風味。炭酸水や白ワインで割って楽しみます。パンナコッタやゼリーにも合います。 この日はヘイバーグさんによるデモンストレーションが行われていました。 販売は8月末頃まで予定されています。 もうひとつはデンマークバター、ルアーパック(有塩/食塩不使用 各227g 630円)。 デンマークフェアの期間だけ特別価格で輸入販売されているこのバターのパッケージにはデンマーク国立品質管理局の保証印。 早速買って帰り、ライ麦パンにつけていただいてみると・・・非常になめらかでこくのあるクリーミーなバターでした。 これは全国のアンデルセンで7月2日までの限定販売なので、購入される方はお早めにどうぞ。 デンマークバター LURPAK(ルアーパック) デンマークの日常のパンデンマークのパン屋さんは、早朝から開いています。平日は、通勤途中にデニッシュペストリーを買って簡単に朝食を済ませる人も多いとか。それでは新進気鋭のシェフ、ヘイバーグさんの日常のパンは?ということでお伺いしてみました。 朝はたいていライ麦の入った小さなリュスティックと白いパンの2種類。白いパンはゴマやけしの実のついた丸パンのことが多いそうです。パンに合わせるのはマーマレード、苺やラズベリーのジャム、チーズ、そしてもちろんデンマークバター。 ちなみにお昼は約9割のデンマーク人と同様にライ麦パンのオープンサンド。チーズ、ハム、スライスしたソーセージ、パテなど共に。 そして夜は、意外にもほとんどパンを食べないとか。夕食は普段、肉や魚の料理と共に、たくさんの野菜と果物をとるのだそうです。 なるほど、以前デンマーク大使館に行った夜、ジャガイモの料理はあってもパンがサーヴされなかったのは、そういうスタイルだったからかもしれません。 パン屋さんで外国の食文化について知るのは楽しいものです。 青山アンデルセンのデンマークフェアは6月いっぱい、限定品の販売は上記の通りですが、オープンサンドはレストランで今後しばらく楽しめるそうです。 ■青山アンデルセン 東京都港区南青山5-1-26 TEL 03-3407-4833 シチュー&サンドイッチレストラン(2.3F) 8:00(土日祝9:00)~22:00(L.O21:00) ベーカリー(1F) 7:00~21:00 デリカテッセン&サンドイッチバー(B1F) 7:00~22:00(L.O21:00) 第3月曜 定休 Special thanks to Mr.Morten Heiberg and Ms.S.Kuwahara. □デンマークのオープンサンド □シェフのおすすめとデニッシュペストリー □王室シェフデモンストレーションと日常のパン |
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