パン教室Bread on Breadのレクチャー&イートは年に一度の特別なイベント。昨年末、リストランテベリーニ東京で行われたこの会では、
クラスの生徒やその友達が集まり、にぎやかに食事をしながら、
シェフの作る料理のデモンストレーション(下左・アクアパッツァ)を見たり、ニューヨークのスライドを交えて先生のお話を楽しみました。 Bread on Breadのバックグラウンドとなる話もお聞きすることができました。 この記事では、「家で美味しいものを作って食べようよ!」という梅澤佳代先生へのさらなるインタビューをお伝えします。 ◇パン作りを始めるきっかけ~アーミッシュのママのパン◇ 始まりはNYの語学学校の「アーミッシュファミリーと過ごすプログラム」。 (アーミッシュとはその昔、ドイツからアメリカに入植してきた人々。宗教の規律を守り、現代でも18世紀の生活様式を続けています。) 先生はそのホームステイ先で、「家庭でもパンはこんな風に美味しく焼くことができる」と思われたのだそうです。 そう思われたのはどんな瞬間でしたか。 お世話になったアーミッシュのママは大雑把な感じの人だったのに、使い込んだ型でいつもパンを焼いていて、 「パンって日常的に焼けるんだ」と思ったわ。 そのパンが、家の前で売られていたり、お姉さんが簡単そうにプリッツェルを作って焼いているのを見たときもね。 どんなパンでしたか。 ローフ型で焼いたソフトなパンね。白パンと全粒粉のパンが多かったです。 そのパンは先生も焼かれますか。 私が好きなのはポテトバンズで、これはクラスでも紹介しています。 ただ、日本では材料が違うので作り方などは変えています。 ソフトで甘味があって、Bread on Breadの好評のパンのひとつよ。 |