わたしが家でフレンチトーストを作る時に いつもふっと思い浮かべるのは、アメリカのカフェやレストランの 朝食です。
中でもRestaurant Awardを受賞したこともある、サンフランシスコの朝食屋さんで食べた いちご、あるいはバナナがどっさり乗ったフレンチトースト。
朝から賑わう明るく清潔なテーブルとコーヒーの香り、とびきりの朝食のイメージは、 お店がなくなってしまった今も、心の中にくっきり存在しているのでした。



ホテルのコーヒーショップや、地方のロードサイドにある食堂のフレンチトーストは、 薄い食パンを2枚ほど重ねてあって、そこにアイスクリームサーバーで乗せたような ホイップバターが乗っています。こういう店では大抵、ベーコンかソーセージが脇に添えられてきます。 メープルシロップはテーブルにあって自分でかけて食べます。
(日本のファミリーレストランにも、それと似たメニューがありますね。)

生地はあまり甘くなく、飾気もないけれど、それはおやつやデザートではなく、堂々と食事としての 地位を確立しています。

日本のカフェのフレンチトーストは、この国のパンの存在同様に「遊び」もあり、 もうすこしおやつ風、デザート風なところもあります。
でも、そこには思いがけない発見があるので、これもまた、家で作る時のヒントになります。 いくつかご紹介いたしましょう。




NIGIRO CAFE(ニギロカフェ/吉祥寺)は食パンで柔らかいですが、オレンジピールのアクセントが 爽やかな感じ。サワークリームとブルーベリージャムが乗っています。メープルシロップをかけていただきます。




Bowery Kitchen(バワリーキッチン/ 駒沢)のフレンチトースト。

フレンチトーストにかけられていたカラメルソースの焦がした砂糖の風味は、新しい発見でした。 オレンジのリキュールの香りもほのかに漂います。何度も注文してしまう、好きなメニューです。

最近のフレンチトーストはオレンジの風味が流行でしょうか。 また、ホイップクリームやサワークリームを 乗せて出す店も多いようです。




Table Modern Service(テーブルモダンサービス/自由が丘)のフレンチトースト。 コーンフレークスのようなものをまぶして焼いてあり、カリッと楽しい音がします。 シロップとしてエスプレッソソースが別添えになっています。

こういうカフェでは、午前中でなくても注文することができるのが、 フレンチトースト好きには嬉しいことかもしれません。

NIGIRO CAFE
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-6 TEL 0422-40-9533
Bowery Kitchen
東京都世田谷区駒沢5-18-7 TEL 03-3704-9880
Table Modern Service
東京都目黒区自由が丘2-17-8 3F  TEL 03-5729-7160


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