パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

フルーツ専門店千疋屋のロングセラー ひんやりフルーツサンドウィッチ

ちょっと疲れた時、ビタミン不足を感じている時、贅沢にフルーツを使ったひんやりしっとりのサンドウィッチはいかがでしょう。フルーツの老舗、千疋屋さんにお話をお伺いしました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

暑い夏でも食欲の湧くパンは?というアンケート(参考… 集計結果7/31)で一番人気だった 「ひんやりしっとりのサンドウィッチ」。
ひんやりしっとりのサンドウィッチ、と聞いてわたしが一番に思い浮べるのは フルーツの老舗、千疋屋のフルーツサンドです。 パン屋さんでは常に新鮮な選りすぐりの果物を多種類取り揃えることはなかなかできませんから、 これはまさにフルーツパーラーならではのサンドウィッチです。



薄くスライスされたフルーツが美しく重なり合う切り口にしばし見惚れてしまいます。 このサンドウィッチの特徴は、フルーツを何種類も、生クリームよりも爽やかなサワークリームであえているというところです。 甘いお菓子のようなサンドウィッチとは違います。しっとりした食パンに りんご、パイナップル、パパイヤ、バナナ、いちご、キウィを贅沢に挟んでいます。 フルーツのボリュウムはありますが、食べていてこぼれたりしないほどの上品なサイズ。 パンには薄くレモンバターを塗ってあります。これはバターにレモン果汁を絞り入れたもので、 風味をいっそう爽やかにしています。

フルーツパーラーでのおすすめは、このサンドウィッチと アボカドとスモークサーモン(一部店舗ではカニ)のサンドウィッチの ハーフ&ハーフな頼み方。 フルーツだけのサンドウィッチでは物足りないかも、飽きてしまうかも、と思われる方にもこれはおすすめです。 ランチタイムには店によって少しずつ異なるセットメニューもあります。 また、他にローストチキンやロースハムを使ったサンドウィッチもあります。
都内に数店舗を持つ京橋千疋屋 さんにお話をお伺いしました。

ひんやりしっとりの美味しいサンドウィッチのコツは何でしょう?

新鮮なフルーツをたっぷり使うことです。また出来立てを食べるのが一番です。 時間がたつと果汁が染み出しますので、パンがじとじとしてきてしまいます。 テイクアウトの場合でも、お買い上げすぐのお召し上がりをおすすめしています。

ちょっと疲れた時、ビタミン不足を感じている時、こんなふうに贅沢にフルーツを使ったサンドウィッチ はいかがでしょう。

京橋千疋屋 京橋本店
東京都中央区京橋1-1-9
TEL  03-3281-0300
日・祝休

その他にも原宿、新宿小田急、アトレ恵比寿など数店舗あります。
詳細はホームページをどうぞ。

京橋千疋屋ではパンと一緒に楽しめそうなジャムなどのオンラインショッピングもできます。
果樹園ジャムは糖度35度。平均的なジャムが50度以上ですからこのくらいあっさりしていると 食べるジャム、と言えるかもしれません。
創業120周年記念の限定品、究極のジャムセットはいちご、ブルーベリー、白桃の3種類。 (こちらは大瓶なので保存性の点から糖度は40度) 他に朝食を楽しくしてくれそうなりんご蜜、みかん蜜といった蜂蜜もあります。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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