パン好きがこぞって大好きな店としてその名を挙げ、 天然酵母のパン屋さんといえば話題に上るパン屋さん、ルヴァン。
この春、ルヴァンの甲田幹夫さんは酵母の起こし方からパンのレシピまで紹介した本を出版されました。
『ルヴァンの天然酵母のパン』(柴田書店)です。
この本ではルヴァンで焼かれているヨーロッパの伝統的な方法による自家製天然酵母パンが プロだけでなく一般の人にも向けて詳説されています。


夕食にパンを食べるということについてちょうど考えていた時にこの本を 読んだので、わたしは本を置いてすぐ電車に乗って店に向かっていました。
ルヴァンのパンは、きちんとした体を作るパン。 ゆっくりした夕食に、香ばしいパンを味わいながら、慌しい昼間に採れなかった 季節の多くの野菜を採って寛いで、幸せな気分になる。。。
そんなイメージにぴったりだと思いましたので、どうしてもすぐ確めてみたくなったのです。

十数年も前にパンを買いに行ったことは何度かありましたが、当時固くて酸味のあるパンの個性を わたしはあまり理解できていなかったように思います。 ところが、近頃はその酸味と固さが和らぎ、食べやすく円熟したかのよう、との声を聞くようになりました。
味覚や好みは人によって違います。ですから感想もいろいろでしょう。 わたしにとって、ルヴァンのパンは今度はとても親しみやすく変わっていたのでした。


小山さん(左)と甲田幹夫さん(右)