大阪駅前第三ビル地下2階はうどんワールド讃岐うどん店が3店同じフロアで競う激戦区。個性的な3店が競うさぬきうどんの魅力。しかも上手に目指すところを変えて住み分けているとも考えられる差別化。日替わりで食べ歩けるかも。(笑)踊るうどん 梅田店踊るうどん 梅田店『踊るうどん』というネーミングが面白い。本店は以前行ったことがあるが昨年オープンしたこちらのお店は初めての訪問。人気メニューは肉と舞茸天と温玉の載った生醤油うどんやぶっかけうどん。注文したのは『肉舞茸天温玉ぶっかけ』930円。店内はカフェ風の少しモダンなつくり。お客さんの感じも『はがくれ』や『うどん棒』とはちょっと違った感じ。少しお洒落なかんじだろうか。厨房が離れていることもありうどんを作るライブ感はないがその分飲食店として落ち着いた食事ができる雰囲気がある。人気の肉舞茸天温玉ぶっかけうどん(冷)うどんは弾力のある良く伸びるタイプでしっかりと茹で上げられている。牛肉、舞茸天、温玉と具沢山。良いバランスのぶっかけだし。ご馳走うどんとしての完成度は高い。【踊るうどん 梅田店】住所:大阪市北区梅田1-1 大阪駅前第三ビルB2 電話:06-6344-3760営業時間:[平日]11:00~15:30 17:00~22:30[日祝]11:00~15:00定休日:無休梅田はがくれ本店梅田はがくれ本店生醤油うどんが有名な『梅田はがくれ本店』。大坂の讃岐うどんブームの一つの火付け役ともなったお店。本格的な讃岐うどんに負けないうどんの質とこだわりの食べ方を普及させた老舗。今のように生醤油うどんが一般的な食べ方でなかった頃この食べ方から教えてくれた店主の天谷氏。そして今でも生醤油を注文すると店主自ら醤油をかけて作り方を見せてくれる。つくり方、食べ方を知っていてもぜひとも店主の技を見せてもらおう。生醤油うどん(600円)を頼むと「うち(この店)で生醤油を食べたことが有るか?」とたずねられる。ここは素直に食べたことが無い時はその旨返事をしよう。また常連さんでも作ってもらうことをお薦めする。お店により醤油の種類が違ったり醤油ベースの生醤油用だし醤油の作り方は違うのでここは素直に店主の薦めに従う。まずはスダチをしっかりとうどんの上に搾る。そして醤油をかけてくれる。縦3本横1本に見えた。(基本は2往復半ということです)うどんの刺身という渾身の生醤油うどんそして食べ方もレクチャーがある。まずはかき回さない。うどんに粘りを出さないためだという。うどん2本を箸にとりうどんを啜る。たくさん箸でつまんではいけない。うどんはすっと口の名から吸い込まれる。スダチの酸味とすっきりした醤油の香りが鼻腔に抜ける。エッジの効いたうどんの弾力は口の中で押し返してくる。なるほど評判どおりの美味しさだ。たまたま隣りに座った女性は釜玉を注文。こちらも茹で上げたうどんに割りいれた玉子との攪拌と醤油のかけ方のレクチャーがあった。店主のうどんを美味しく食べさせたい情熱がひしひしと伝わる。【梅田はがくれ本店】住所:大阪市北区梅田1-1 大阪駅前第三ビルB2-20号電話:06-6341-1409 営業時間[平日] 11:00~14:45 17:00~19:45[土曜 祝日]11:00~14:30(麺が売り切れしだい終了)梅田はがくれ本店のサイトうどん棒 大阪店香川に本店がある『うどん棒』、大阪店はカウンター席とテーブル席の一般店。いつも混んでいる人気店。本格的な讃岐うどんをかなりリーズナブルな価格で提供している。またメニューが豊富。天婦羅は揚げ立てなど魅力は尽きない。うどんメニュー3店連食を試みたのでこのお店のボリューム感には正直参ったようなところもある。どちらかと言えば頼んだメニューを間違えたということもあるかもしれないが(笑)『ちゅんぽんうどん』800円を頼んだのだ。野菜や肉があんかけになっている具沢山のうどん。大変魅力的に見えたのだ。ちゃんぽんうどんうどんの量も多く、またあんかけと言うこともあり熱い。冷たいうどんなら満腹中枢が働きだす前にいっきに啜りこむということもできたのだがゆっくりと味わうしかない熱々のうどんはしっかりとお腹に効いた。うどんはしなやかな滑らかな気持ち細めのもの。あんかけの汁はダシがしっかりと効くもの。野菜のシャキシャキ感も残る調理のバランスも良い。うーん今度はお腹を空かせて行こう。【うどん棒 大阪店】住所:大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第三ビルB2電話:06-6458-5518 営業時間:[月~金]11:00~21:00 [土]11:00~20:00 [祝]11:00~19:30定休日 日曜日※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。