まずは美味しく食べるために茹でる。
茹でることはうどんを美味しく食べるためにはかなり重要な行程で、自分の茹で加減のベストを知っておこう。
【茹でる】
茹でるには特別の注意は無いがうどん100gに対して1リットル程度のお湯が要る。
300g(2人分)なら4リットル程度のお湯で茹でたい。また一度にたくさんの量のうどんは茹でない方が良い。もちろん大きな鍋や寸胴を使う場合はこの限りではない。
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茹はお湯の量と時間が勝負
茹で終ったらたっぷりの流水で締めながら表面のぬめりを取る。
しっかり芯まで温度が下がるように締めよう。
茹で上がりをすぐに食べられるように茹でている時間に薬味や器などを準備しておこう。
食べ方
定番のもりうどん。
良く締めたうどんに薬味はネギやゴマ、生姜などが合う。
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もりうどん
茹で時間は8分から11分ほど・・・様子を見ながら茹でる。
私の好みでは多少固めに茹でた方がこの粉には良いように思う。
少しゴワッとした噛み締めを残した方が良い。
汁は濃い口醤油をベースにした鰹出汁が効いた辛汁や肉汁のようなものがむいていると思う。
薄口醤油ベースと昆布ダシの汁ではなぜかうどんの風味と汁の味が喧嘩をするようである。
定番の肉汁を仕込む
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肉汁うどん調理中
鰹節ベースの出汁と濃い口醤油の返しと味醂で汁を作り長ネギ、油揚げ、豚ばら肉を煮る。熱い汁に冷たく締めたうどんをつけて食べる。
独特の農林61号の旨みや風味が肉汁に合う。
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肉汁うどん完成
曽我製粉の担当者の話ではうどん用に使うのはもちろんなのだがパンを焼くときにこの61号石臼挽きを少し加えるとパンの風味が増すという。
またうどんでもASWをベースに多少混ぜるとうどんの風味がより深くなるという。
そのように使うのも良いかと思う。
残念ながら曽我製粉製の小麦粉は流通分を除いては今後入手できなくなる。
小麦用の石臼の製粉機は埼玉の製粉業者に引き取られることが決まっているようだ。
そのノウハウも含めて伝えられると思われるので今後の製品に期待したい。
参考リンク
簡単!!手打うどんの作り方
超入門手打うどん