うどん/讃岐うどん

條辺のしっぽくうどん 上福岡

條辺のしっぽくうどん

執筆者:蓮見 壽


條辺外観


2008年うどん大将の賞品を渡す

さぬきの冬の味覚 しっぽくうどん


卓袱(しっぽく)料理は長崎で栄えた中華料理の影響を受けた大皿料理やコース料理のことになっているが何故かうどんの方でしっぽくうどんというとサトイモやニンジンや大根が入った野菜うどんのようなイメージがある。
関東ではけんちんという方がイメージは伝わりやすいかもしれない。

條辺のしっぽくうどん


上福岡の條辺でも冬の限定メニューでしっぽくが加わった。1玉のノーマルが500円。
大根、ニンジン、サトイモ、キノコ、油揚げ、さつま揚げ、豚肉などが入った温かい汁がうどんにかけられる。

しっぽくうどん2玉550円
薄色のダシが何とも良い雰囲気で讃岐の『なかにし』で食べたしっぽくうどんを髣髴させる。根野菜の甘みがダシに溶け出して滋味豊かな柔らかな味に仕上がる。冬の一杯はこれに決めたい。

うどんのお供 あなご天とちくわ天
カウンターに並んでいる天ぷらもついつい手が出る。この日はあなご天とちくわ天。冬の昼下がり・・・幸せを感じる。

けんちんうどん


精進料理から出たとされるけんちんは根野菜や油揚げ、コンニャクなどを油で炒めてから煮込んで汁にする。
関東では濃い口醤油仕立てか味噌仕立てにすることが多いようだ。基本的には肉類は入らないことになっているが
豚肉や鶏肉が入っていることも多い。もともと家庭料理的に定番のメニューだからアレンジされてより美味しくなったものと思われる。
また豚汁(トンジル)との境もあいまいになっているエリアや家庭があるようだ。どちらもうどんを入れれば立派なけんちんうどんや豚汁うどんになる。
けんちんうどんは東京麺通団(新宿)才谷屋(川越市)ぶっかけうどん さくら(日野市)などが人気商品として出している。ほぼしっぽくうどんと同じものだと言える。冬野菜が美味しくなる寒い時期に欠かせないメニューである。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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