でき上がりのうどん今年も押し迫ってきました。大晦日は年越し蕎麦を食べて新年を迎える方が多いと思います。年越し蕎麦の起源やいわれは色々有りますが主なものは縁起かつぎ、運を迎える。または蕎麦の切れやすいところから悪縁を切る意味なども含まれています。一般には細く長く長寿を願うという意味合いの場合が多いようです。年越しうどん年越し蕎麦は全国的に食べられていますがうどんで有名なエリアでは当然うどんで年を越します。年越しうどんです。讃岐や武蔵野でもこの風習はあります。もちろん蕎麦を食べることも多いですが・・・年越しうどんは勝手に解釈すると細く長くよりも太く長くという縁起を担ぎます。人生太く行きましょう。暮れの忙しいひと時簡単なうどん打ちにチャレンジして今年は自家製手打うどんで新年を迎えてみましょう。年越し手打うどんレシピ 家庭にある道具で簡単にできる少人数分のうどんを打ちます。今回は比較的簡単に手に入る市販の中力粉を使って打ってみましょう。日清製粉の手打うどんの小麦粉は使いやすい打ちやすい小麦粉です。できあがりは白くつややかで少し固めのしっかりしたコシのある食感になることが多いようです。材料はシンプル材料 3人前●小麦粉 中力粉(日清製粉 手打うどんの小麦粉) 300g 1Kg 250円前後●塩 15g●水 135g (注意:例にした中力粉の指定レシピでは水は145gですが生地が少し柔らかくなります。)●打ち粉 コーンスターチ 適量道具道具も凝らなくて大丈夫ボール麺棒包丁打ち台用シナベニヤ板 90cm*90cm 省略可ビニール袋 計量ハカリ手順【塩水作り】塩水を作ります。15gの塩に135gの水を加えてよく混ぜておきます。塩が完全に溶けるようにします。【水回し】計量はしっかりとグラムでポールに300gの小麦粉を入れて軽くかき混ぜてダマがあればつぶしておきます。丁寧にするときは篩を使うとよりベストです。塩水を小麦粉に加えて混ぜ合わせます。始めはこねずに水が良くなじむようにばらばらにするようにかき回します。【捏ね】手だけで十分捏ねられます全体になじんだら捏ねます。手のひらで押すようにして伸びたら畳むを繰り返します。少量ですから手の力だけでも生地はできると思いますが丈夫なビニールシートに挟んで足で踏むと数回踏むだけで全体がしっとりします。【寝かし】通称だんごの出来上がった状態少し艶が出たらお供え餅のような形にしてビニール袋に入れて1時間ほど寝かします。寝かしている間にグルテンが成長してうどんの腰が出来上がります。【のし】まずは小判型全体に艶が出てきれいな表面になったら打ち粉を打ち台にまいてその上に生地を置いて上に打ち粉をまきます。手を使って生地をつぶして大きな円を作ります。向きを90度変えて麺棒をあてて楕円を作ります。生地の向きを変えて同じことをすると生地が四角くなります。全体の生地の厚さを整えて35センチから40センチほどの四角を作ります。生地の厚さがうどんの太さの一辺になります。無理に四角にしなくても可【切り】まな板にも打ち粉を生地の裏と表に打ち粉を振ります。屏風畳にして包丁で切ります。切り幅は割り箸くらいを目指すと良いでしょう。ゆっくり確実に4mmから5mmくらいでしょう。切ったら一度ほぐしておきます。密閉容器で保存150gを一人前として乾燥しないように容器にしまいます。【茹でる】最低麺100gに1Lのお湯で3人前を一度にゆでるときは5リットルくらいのお湯を沸かします。沸騰したお湯に軽くほぐしたうどんを入れます。軽くかき回します。再沸騰してきたら吹きこぼれないように注意して火加減を調整します。できあがったうどんの太さにもよりますが、茹で時間は再沸騰してから10分から13分程度でしょう。途中で1本抜いて水で洗って試食してみると良いでしょう。【洗う】流水で良く洗います。少し冷たいですが冷水で洗ってください。表面のぬめりが取れるようにもみ洗いします。うどんは切れませんが丁寧に洗いましょう。切り口が立ったエッジの効いたうどんが出来上がります。ピカピカのうどんざるに上げて水を切ります。できあがりをできるだけ早く食べましょう。盛り付け例生醤油うどんシンプルに食べるなら大根おろしに生姜とダシ醤油の生醤油うどん。冷たいうどんが一番コシやうどんの味がわかりますが、釜揚げやかけうどんも美味しいです。たくさん食べるなら関連リンクの上級編も参考になると思います。ご注意使用する小麦粉の種類や部屋の温度などで加水量が変わることが有ります。粉の量の45%から50%程度の幅があります。関連記事手打うどんの作り方手打うどんの保存法プロ用小麦粉を取り寄せる田澤麻衣の シコシコ!手作り讃岐うどんに挑戦 おいしいうどんレシピ集※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。