本物は、あとからやってくる。というコピーの入った葉書を受け取ったのはいつだったろうか。ぶり返した猛暑の頃だろうか。讃岐うどん大使東京麺通団から招待状だった。
9月22日月曜日、開店を明後日に控えた東京麺通団のお店の内覧会に行ってきた。
新宿駅西口から小滝橋通りに向う。マクドナルドのある交差点を左に入るとすぐ左手。駅から地上にでて5分程度か。
田尾和俊麺通団団長と盟友の作家勝谷誠彦氏のプロデュースした讃岐うどん店。これは話題になる。経営母体は宮武讃岐製麺所の福田社長が麺通団プロダクト&マネジメントという会社を設立して当たるらしい。
讃岐うどんブームの真打登場ということになるようだ。
麺とだしの開発は盛の大将が担当、酒肴担当は勝谷氏、田尾団長はちなみに店内小ネタ担当ということらしい。(笑)
店内には香川の地図にうどん店の場所を示してある。ここで讃岐ツァーの打ち合わせができるかも。各お店の位置関係が良くわかる。これが小ネタかもしれない。S級店と怪しい系お店と一般店が色分けというか識別されている。(笑)また東京麺通団心得なる一文が書かれた壁がある。
内覧会ということでうどんを3杯試食してきた。
ひやかけ イリコだしが効いたすっきり系。うどんはかなりしっかりした腰の強いもの。太さは標準的な4から5ミリ程度か。スタップの背中には腰一徹の文字が背負われている。てんぷらはげそ天をゲット。パロットのマスターが解説してくれた。巨大げそ天、かぶりつくしかないそうです。相当でかいです。でもイカはやわらかく美味いです。
あつかけ湯がいたうどんを受け取りてんぷらはちくわ天、ネギと生姜を載せたら自分でダシを注ぎます。こちらもうまいです。うどんはともかく、ダシがうまい。(笑)・・・うどんも美味いんですけどね。
かまたま
茹で上がるのを待って番号札をもらう。玉子は絡めて醤油もかかってくる。
ネギを入れてかっ込む。気持ち辛いのは醤油のかけすぎか釜の湯が塩辛くなってきたせいか・・・本番では麺も1玉230グラムと大きくなるからきっと丁度良くなるだろう。今日は内覧会試食用に気持ち小さめな玉にしてあるようだ。
昼間はセルフ、夜はうどんも楽しめる居酒屋を目指すそうだ。驚くべきは24時間営業。無給、いや無休。いきなり東京が24時間讃岐うどんか食える都市に昇格してしまう。すばらしいかも・・・さすが不夜城をかかえる新宿ならではか。
【システム】
入り口に近い釜のところでうどんを受け取ったら奥に進んで天ぷら、おでん、ネギ、生姜の薬味、酒肴コーナーを過ぎて最後に会計。熱かけだけは自分で専用口からダシ注ぐ。うどんを伸ばさないための配慮だ。
夜はフルサービスの居酒屋モードになるようだ。
お酒は勝谷氏入魂のセレクトらしい。香川ファンにはおなじみの悦凱陣もある。またつまみの肴も個性的なものが揃う。酒飲みにはうれしいメニューが多数用意されそうだ。
開店日 2003年9月24日水曜日午前11時
【DATA】
讃岐うどん大使 東京麺通団
新宿区西新宿7-9-15
ダイカンプラザビジネス清田ビル1F
電話03-5389-1077
無休
主なメニュー
ひやかけ 290円 大390円
熱かけ 290円 大390円
ざる 290円 大390円
ひやたま 340円 大430円
かまあげ (釜あげうどん)
かまたま (釜卵うどん)
ねばたま (納豆釜卵うどん)
讃岐のおでん各種100円
ひらてん・厚揚げ・たまご・牛すじ・こんにゃく
東京麺通団のサイト