荻窪はすずらん通り
稀代のグルマンであるN氏から教えてもらったのが今回ご紹介するワインレストラン、サンパ。南側出口を出てすずらん通りを進むとすぐ右手に半地下の場所にある。「ここってドミナスがあったところじゃん!」とちょっとびっくり。
95年くらいからワインを楽しむようになってから何度か通ったことがあるその有名なワインダイニングがドミナスで、移転に伴って居抜で借り受けてちょうど一年が経つという
サンパは何はともあれ料理に際立った特徴がある。今回は一周年のメニューとしてあったものからチョイスしてみることにした。
赤が食欲を駆り立てる |
一発目の「赤いサラダ」は衝撃的だ。ビーツを基本にカブ、イチゴなど赤く色づけされた野菜を包みこんだ視覚的に非常にインパクトのあるサラダに仕上げている。甘さ、酸っぱさ、こりっとした野菜の食感のマリアージュが心地よく、スパークリングワインと共に味覚がキリリと刺激される。聞くと季節毎に「青いサラダ」や「白いサラダ」といったバージョンもあるようだ。サラダも色で差別化できるのか!と思い、これなら自分でもホームパーティーなのでやってみようかなとか考えながら、久しぶりに会った荻窪の友人と話とワインが進みはじめる。
サヴィニイのワインは繊細な優しさに特徴がある |
ワインはサヴィニイ・レ・ボーヌのセルパンティエールを。サヴィニイの繊細で優しいテロワールが表現されたワインは7000円程度のお手頃価格。